赤堀茶臼山古墳資料 1
あかぼりちゃうすやまこふん
赤堀茶臼山古墳(赤堀村260号墳<綜覧>〉
群馬県 上野
 大胡A・H

佐波郡赤堀町大字今井字毒島995

く立  地〉小独立丘頂部 標高約145m 周囲の水田からの比高約10m
く墳  丘〉前方後円(帆立貝形)方位N−91030’−W
墳長59.Om後円径35〜39m・高5m・頂径12・3m前方幅32m・長20m・高2m くびれ幅約29m 後前高羞−3m
く外表施設〉埴輪:円筒・朝彦形V式、器財一腰掛・蓋・翳・高杯・甲,家および囲形,動物一鶏
く内部主体〉〔1号 主 体〕
 位  置:後円部中央
  槨 :木炭槨 長6.6m・高0.5m・幅1.45m
 墳丘主軸との関係:斜交(N−75゚30’−E)
く副葬品〉 〔1号 主 体〕
  鏡 :倭一神獣鏡1
 石製模造品・装身具:臼玉25・勾玉1
 石製模造品・農工具:刀子21
 鉄  剣:3
 鉄  刀:2
 鉄  鉾:1
 鉄鉱・長頸7鏃:細身式
 事綴短甲:三角板1
 工  具:斧4
その他:出土遺物は東京国立博物館所蔵
〔2 号 主 体〕
後円部中央北寄り
木炭槨
斜交(N−75゚30’−E)
〔2 号 主 体〕
倭一内行花文鏡1
く文 献〉 堀川定夫「茶臼山古墳に就て」『上毛及上毛人』154号(1930年),後藤守一『上野国佐波郡赤堀村
今井茶臼山古墳』帝室博物館学報第6冊(1933年)
く調査歴など〉1929年12月19日〜28日,帝室博物館・後藤守一,群馬県史蹟調査会が発掘調査。現存

「図出典:上掲『上野国佐波郡赤堀村今井茶臼山古墳』
『前方後円墳集成 東北・関東編』(山川出版社 1994年2月)479頁
注:この資料は本文を手入力でテキストファイルにし直したもの。図はjepg。