毎年11月の中旬を過ぎる頃、街中や郊外をサイクリングしていると、探すでもなくあちらこちらの鮮やかな黄色が目に飛び込んで来ます。その主は・・・イチョウです。サクラやツツジ、花菖蒲や小菊のように、あえてそれを見物に行く人は多くはありませんが、通りや公園を電灯の明かりのように温かく明るくしてくれるイチョウ・・・・、この季節に欠かせない存在です。 そのイチョウも毎年決まってお目当ての場所、また新たに発見した場所など、歳を重ねるごとに確実にその場所が増えて行きますが、同じ場所でも年によって別の顔を見せるのがまた楽しみです。ひょっとしたら、見る側のこちらが変わったのかも知れませんが・・・。(2009/11/25 記) |
粕川沿いでポツンと立つイチョウ・2021 |
2021年師走9日、穏やかな晴天に恵まれ、久々のサイクリング日和。粕川堤防上の舗装道路をのんびりとペダルを踏んでいると、遠目にも鮮やかな黄色の木が一本。 「え、何の木?まさか・・・イチョウ?イチョウならもう落葉しているはずだし、でもほかに思い当たらないし・・・」 近付くと、その「まさか」でした。過去十数年、伊勢崎市内各所のイチョウを取り上げていますが、この時期まで落葉しなかったイチョウは珍しいことです。ミスターマックス前の通りや華蔵寺公園野外ステージ前、ほかの場所でも、11月下旬から12月上旬には落葉します。 今年の気候が特例なのか個体差なのか分かりませんが、そんなイチョウが粕川沿いの3か所で立っていました。2本は伊勢崎市境伊与久(いよく)、残りの1本は伊勢崎市波志江町です。境伊与久のイチョウの周囲には田畑が広がり、ほかに高い建物も樹木もないので、存在がより目立っていました。(2021/12/21 記) |
再び華蔵寺公園のイチョウ・2014 |
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半月前に紹介した華蔵寺公園の7本のイチョウ。場所は野外ステージ前の広場でした。2週間経った一昨日、それらのイチョウはほぼ落葉していましたが、その西方、遊園地入り口脇に立つ一本のイチョウがまだまだ見ごろでした。たった60m程度しか離れていませんが、黄葉する環境は異なるようです。仲間外れと言うと俗っぽいですが、孤高の人と言えば憧れの存在になります。落ちた葉っぱが真っ黄色に地面を覆い、木本体の黄葉に負けず劣らずのアートな光景でした。(2014/12/2 記) | |
まだまだ見ごろの遊園地入り口脇に立つ一本のイチョウ 2014/11/30 |
地面を真っ黄色に覆うイチョウの落葉 2014/11/30 2週間前に紹介したイチョウはほぼ落葉 2014/11/30 |
黄葉 2014年のイチョウ(華蔵寺公園・野外ステージ) |
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街中の黄葉の代表格と言えばやっぱりイチョウ。公園や街路樹、河川堤防沿いなどに植えられています。ニシキギやドウダンツツジ、モミジやオカメナンテンのように真っ赤に変色する樹木は多いですが、黄色一色に変色する樹木は余り見かけません。ケヤキの葉っぱがそれなりですが、黄色や赤、焦げ茶に黄土色と様々な色が混じります。それぞれに風情があって、街中風景を彩りつつ冬の到来を教えてくれますが、黄色一色のイチョウは、その真下に身を置いたりすると、黄金の間に通されたような、そんな贅沢な気分に浸ることができます。 ・・・ただ、上ばかりを見ていると、足元に落ちたギンナンの実を踏んでしまうので、要注意です。 10日、13日と出かけてみました。(2014/11/13 記) |
華蔵寺公園・野外ステージ南側のイチョウを駐車場から 2014/11/10 |
観覧車・ひまわりとイチョウ 2014/11/13 |
空っ風で舞い散ったイチョウ 2014/11/13 |
午後の日差しを受けるイチョウ(華蔵寺公園・野外ステージ) 2014/11/10 |
黄葉 2012年のイチョウ田中島町の住宅街 |
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伊勢崎市宮子町のショッピングモール「Mr.Max伊勢崎店」や「宮子東公園」付近の表通り、またその東側に広がる田中島町の住宅街の通りには街路樹としてイチョウが植えられていて、11月中旬を過ぎる頃から通りを街路灯のように明るく照らしてくれます。伊勢崎市内をブラリサイクリングしていて、大通りや住宅街にこれだけ広範囲にイチョウ並木がある場所を他に知りません。 この季節、欅や楓、イチョウ、花水木などの並木通りが輝き、その存在を主張します。通り沿いの住民の方々や管理側に取っては枯れ葉の処理や剪定、害虫処理が大変と思いますが、地域の風景を四季折々に彩るこれらの並木通りは地域の財産と思います。余談ついでに、高崎市のハナミズキ通りや明治神宮外苑のイチョウ並木などは、町名を知らなくても、通りの雰囲気と周辺の店舗などが記憶に残り、既に地域のシンボルになっています。かく言う私も、改まって考えてみると、伊勢崎市内の各地を街路樹や公園とリンクして覚えていることが多いです。(2012/11/29 記) |
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住宅街のイチョウ並木 (伊勢崎市田中島町) 2012/11/25 |
住宅街のイチョウ並木(伊勢崎市田中島町) 2012/11/25 |
黄葉 2011年のイチョウ |
今年もまた紅葉・黄葉の季節がやって来ました。街中の街路樹や公園で真っ赤に紅葉するオカメ南天やドウダンツツジ、ニシキギやカエデはハッと瞠るような鮮やかな色で目を楽しませてくれますが、これら真っ赤な葉っぱほどの鮮やかさはありませんが、黄色に変化する葉っぱは周囲をちょうど白熱電球の灯りのように照らしくれ、ちょっとホッとする感情を覚えます。 透き通るように黄葉した大きな葉っぱが、かろうじて枝に残っているような風景も、はかない人生を伝えているようでちょっと詩人になりますが、黄葉してから枝にくっ付いている寿命が長く、とにかく辺り一面を真っ黄色に塗り変えてくれるイチョウはやっぱり黄葉のキングであるように思います。(2011/11/24 記) |
宮子町「MrMax伊勢崎店」前の街路樹2007年と比べると、木が一回り大きくなりました。ロードサイドの店舗の看板をイチョウが隠してくれます 2011/11/23 |
宮子東(みやこひがし)公園のイチョウ |
赤坂川と広瀬川の合流地点の小さな公園小さな公園に1本のイチョウが立っています。 2011/11/23 |
黄葉 2010年 喜多町の大イチョウ |
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喜多町の大イチョウ 2010/11/21 根元の太さをご覧ください! 次回出向く時には紐かメジャーを持参しましょう。 イチョウの根元には石造りの小さな祠があって この日、銘酒・赤城山が置いてありました。 2010/11/21 |
喜多町の大イチョウ 2010/11/21
2010/11/21 【動画】 1分20秒
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田園地帯のイチョウ伊勢崎市の波志江町北西部から神沢川を渡ると前橋市飯土井町に入り、のどかな水田や畑地が広がります。のんびりとサイクリングを楽しむには絶好の場所で、季節の折々には路傍に咲く山野草や様々な落葉樹が更に楽しみを加えてくれます。(2010/11/23 記) |
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飯土井町の農地脇で黄葉するイチョウ 2010/11/21 |
飯土井町の農地脇で黄葉するイチョウ 残念ながら南側に朽ちたビニールハウスがあって、 根元からは撮れませんでした。 2010/11/21 |
黄葉 2009年のイチョウ |
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大国神社の境内 2009/11/23 →大国神社はこちら 354バイパス(境) 2009/11/23 大国神社の銀杏の実。今なら一人占め。 食べて美味しい銀杏も、匂いにご注意・・・ 2009/11/23 伊勢崎神社境内(南側の通りから) 2009/11/15 |
粕川のサイクリングロード 緩やかなカーブを描いて流れる粕川。のんびりと泳ぐカモの群れ。 はるか後方に横たわる赤城山。左手後方には華蔵寺公園の観覧車。 ・・・イチョウの葉は11月末〜12月上旬にはもっと黄色くなります。 2009/11/21 →粕川サイクリングロード 伊勢崎神社境内(西側の通りから) 街中にこれだけの緑が残っている場所はそう多くはありません。 2009/11/15 境の工業団地内 大きな工場のフェンスが延々と続くこの区域で 歩道を歩く人に出会うことはほとんどありません。 ちょっと寂しく、ちょっと贅沢な街路です。 2009/11/23 |
黄葉 2008年のイチョウ |
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曲輪町の個人のお宅 2008/11/23 華蔵寺公園・南側駐車場 2008/11/23 |
華蔵寺公園・野外ステージ 2008/11/23
華蔵寺公園・野外ステージ 2008/11/23 |
黄葉 2007年のイチョウ |
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小春日和が続いたこの土日、市内の去り行く秋を探してサイクリングしました。 郊外のショッピングモール脇の街路樹や田園地帯の民家の庭に、あるいは住宅地の公園の中に赤や黄色の色取り取りの秋を探すことができました。この季節、街中全体が黄色と赤の絵の具のパレットをこぼしたようです。 (2007/12/2 記) |
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宮子町・メルクスの東の通りのイチョウ 2007/12/1 末広町・粕川サイクリングロードのイチョウ 2007/12/2 末広町・粕川サイクリングロードのイチョウと粕川 後方に赤城山 2007/12/2 |
宮子町・メルクスの東の通りのイチョウ 2007/12/1 連取町の公園のイチョウ 2007/12/1 |