先日の7月3日、伊勢崎市上植木本町の正観寺前を通りかかると、山門脇で黄色く小さい花をたくさん付けた木が目に入って来ました。近くで見ると、花芯がオレンジ色で口紅のようです。 生まれて初めて見る珍しさも加わって写真を撮らせていただき、”黄色い花 木 夏”等のキーワードでウェブ検索しましたが、なかなか見つかりません。しつこく調べ進む内に「これだっ!」と思った画像が現れたのが「松江の花図巻」さん。私が撮った画像と同じ花がたくさん掲載されています。木の名前はモクゲンジ(木患子)。ムクロジ科の木のようです。 「何でお寺さんに?」と思いましたが、他のウェブサイトによると、日本ではしばしば寺院境内などに植えられているとのこと。今後、神社やお寺さんを訪れる時には思い出しましょう。 余談ですが、「松江の花図巻」さんは開設が平成13年(2001年)7月、内容が非常に丁寧で充実していて感激します。しかも、個人運営サイト(運営者:”よしゆき”さん)であること、松江市近郊を自転車で移動しながら花木や風景を取材・掲載していることなど、「Go!伊勢崎」がこだわる点が共通していて、大いに共鳴しています。(2015/7/27 記) |
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モクゲンジの花(正観寺の山門脇) 2015/7/3 |
正観寺山門とモクゲンジ 2015/7/3 |
黄色と言うより、黄金色に輝いています。花芯のオレンジ色が可愛らしい。 2015/7/3 |
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大きな鉢が蜜を吸っています 2015/7/3 |
遠目にはこんな感じです 2015/7/3 |
以下、いくつかのウェブ記事を引用。 【モクゲンジ(木患子)】 ムクロジ科モクゲンジ属 の落葉高木。学名:Koelreuteria paniculata 本州の日当りのよいところに生える。日本ではしばしば寺院境内などに植えられ、高さは10mほどになる。樹皮は灰褐色。葉は互生。長さ25〜35cmの奇数羽状複葉。花は直径1cmほど。黄色の両性花で7月頃、直立した大形の円錐花序に黄金色の小さな花を多数つける。 |
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正観寺(伊勢崎市上植木本町)の山門脇で咲くモクゲンジ 2015/7/3 |