伊勢崎市と周辺でから早春にかけて咲く野の花 [ 街中の花と緑公園一覧 ]  [ Home ]



ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)ホトケノザオオイヌノフグリ、ナズナ
更新日:2022/3/22 画像下の日付は撮影日

ホトケノザ

遠目にはお花畑

掲載日:2022/3/22 ▲ページTopへ

畑一面を埋めるホトケノザ(伊勢崎市波志江町) 2022/3/9
 園芸店で売っている花と、野の花や雑草との差は何だんべ。

 繁殖力?花の大きさ?華やかか地味か?花と葉っぱの面積比率?
 単純に園芸屋さんが売っているかどうかだけ?


 我が家の山野草やハーブを見て「雑草」と呼んだ友人もいたし。野原で咲いていたヨメナを庭で増やしたら、カミさんがゴッソリ引っこ抜いてしまったけど、菊やミヤコワスレはOKなのにヨメナはダメなんかい?タンポポに似て、ヒョロリとしたジシバリなんか可愛いけど、植える人はいないし。ヤブカンゾウ、ノカンゾウ、ユウスゲだって毎年律儀に咲いてシッカリ季節の到来を告げてくれるし。
 ギボシなんか店で買うと安くないけど、野山では要らない程生えてるし。ヒトリシズカやホトトギスも同様。シモツケやコブシ、マンサク、アセビ、サンシュユ、ボケ等の樹木なんか、桐生や西上州辺りの中低山のあちこちで自生し、数え上げたらきりがありません。
 野山から採取すれば盗掘として犯罪ですが、愛でるだけならばタダ(無料)です。郊外の田園地帯の路傍や赤城山の傾斜を感じる赤堀地区北部や旧粕川村、旧新里村の里山では、これらの花や樹木に遭遇することは度々のこと。

 ・・・なんて、ついつい夢中になって多弁になってしまいました。イントロが見え見えでしたが、今回紹介するのはホトケノザの群生伊勢崎市波志江町の畑を埋めていました。
 レンゲソウを植えて緑肥として土壌改良する話は聞いたことがありますが、ホトケノザにはその効果はないよう。ただ、土壌のpH(ペーハー)が6.5以上、土壌中の有機物や窒素分が増えると生えるよう。効果はさて置いて、遠目にはお花畑のようだんべ。(2022/3/22 記)


掲載日:2013/4/15 ▲ページTopへ

今年もまたホトケノザ

 春3月、今年もまた伊勢崎市の郊外でレンゲ畑のように広がるホトケノザの雑草地に出会いました。このホトケノザ、繁殖力が強いようで、我が家の庭のあちらこちらにも生えて来ますが、1本や2本じゃただの雑草ですが、畑一面に広がると流石に足が停まります。遠目にはラベンダー畑のようで、まるで栽培しているかのようですが、きっと雑草でしょう。
 今年の紹介は3ヶ所です。特に探す努力をせずとも郊外のあちらこちらで見つかるので、この3ヶ所が特別と言う訳でもないのですが、取り敢えずカメラに収めたのがこの3ヶ所と言う事で。皆さんも車から降りて、ちょっと郊外を歩いてみてください。きっとすぐに見つけることができます。
 ところでこのホトケノザ、この後に植える農作物に悪い影響はないのでしょうか?それとも、逆にレンゲ農法のような効果があるのでしょうか?理由は兎に角、どうですか、このホトケノザの群生?(2013/4/15 記)

多田山の東(赤堀今井町) 2013/3/17

玉村町五料の住宅地 2013/3/16

伊勢崎市東上之宮町 2013/3/30

掲載日:2012/3/20 ▲ページTopへ

伊勢崎にラベンダー畑

 伊勢崎に突如ラベンダー畑?
 なんてことはありません。空き地を埋め尽くしたホトケノザです。ホトケノザでもこれだけ群生すると目を惹き付けます。沼田の玉原高原までラベンダーを見に行かなくても間に合います。何て、相当に褒め過ぎですが、サイクリングのついでにお目にかかれた光景としてはちょっと嬉しい光景です。場所は西上之宮町。すぐ西側は玉村町で南側は利根川の、ほとんど人と会ったことのない場所です。
 この季節、ちょっと郊外に足を伸ばすと空き地を埋めるように咲くホトケノザ。写真で撮っても現地での感動をなかなか伝えられないのが残念です。(2012/3/20 記)

伊勢崎市・西上之宮町の空き地で咲くホトケノザ 2012/3/20

ホトケノザ(伊勢崎市・西上之宮町)
2012/3/20

伊勢崎市・西上之宮町の空き地で咲くホトケノザ 2012/3/20

ホトケノザ(ラブリバー親水公園・うぬき) 2012/2/19


ホトケノザ(前橋市徳丸町の水田のあぜ道) 2011/2/27

ホトケノザ(ラブリバー親水公園・うぬき) 2012/2/19

ホトケノザ(前橋市徳丸町の水田のあぜ道) 2011/2/27

掲載日:2011/4/17 ▲ページTopへ

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)の群生

 大変お待たせいたしました。ひょっとして待ってなかった?
 先月、ヒメオドリコソウが「Go!伊勢崎」へ初登場したばかりですが、今回はその時にお約束したヒメオドリコソウの群生風景を紹介します。群生と言うにはまだ狭い範囲ですが、前回よりは大分「らしい」姿になっています。粕川サイクリングロード脇の堤防に咲いていました。場所は鹿島町です。(2011/4/17 記)

チョコレートのような、小豆のような色をしたヒメオドリコソウの葉っぱ。
その葉の中から淡いピンク色の小さな花が花火のように咲きます。
雑草の爽やかな緑もしっかりと引き立て役をこなしています。

「こんな可愛い花ならば、家の庭に植えてみよう」
なんて思った人もいたりして・・・
多分、庭の手入れをちょっと手抜きすれば、
きっと庭のどこかで咲き始めると思います。
2011/4/10

このフンワリとした柔らかな感じの姿
2011/4/10


2011/4/10

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草) シソ科

 ヒメオドリコソウ、「Go!伊勢崎」への初登場です。
 初登場とは言え、早春から5月頃まで、特に探すことなく未舗装の道路脇や畦道、空き地などに咲いていて、簡単に言ってしまえばどこにでも咲いている雑草ですが、雑草と言うには可哀想な、しっかりとした存在感があります。
 今回は群生した姿を紹介できませんでしたが、シソのような色と形をしたヒメオドリコソウが、グランドカーペットのように空き地を埋めた光景は、地味な花ながらも公園の花壇のような様相を呈します。
 ホトケノザやオオイヌノフグリ、ナズナ、タンポポなどと、春の野に咲く定番の花です。(2011/3/2 記)

タンポポやオオイヌノフグリと一緒に(前橋市下増田町) 2011/3/27

一口メモ

 ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)を手持ちの書物(*)で調べてみました。「シソ科。ヨーロッパ原産の2年草。明治中期に渡来し、東京周辺に特に多い。茎は四角形で高さ10〜25cmになる。葉は対生し、長さ1.5cm〜3cmの卵円形で鈍い鋸歯があり、網目状の脈が目立つ。・・・」とあります。

オオイヌノフグリと一緒(前橋市下増田町)
2011/3/27

(前橋市下増田町) 2011/3/27

オオイヌノフグリ、ナズナ

▲ページTopへ

もっと近くで見てください

 寒い冬の中にも暖かな日が少しずつ混じり始める頃、田や畑のあぜ道や未舗装道路の路傍に、また空き地に茂る雑草の中に、ちょっと足を停めて腰をかがめてみると必ずと言っていいくらいに咲いている花たち。良く見ればとても可憐で可愛らしい花たちです。花の名前はホトケノザ、オオイヌノフグリ、ナズナなど。
 探そうとしなくてもいつもその辺で咲いていながら、なかなか誰にもゆっくりとじっくりと見てもらえません。ロウバイや梅、桃、あるいは福寿草やセツブンソウならば、多くの人がわざわざ遠くの名所まで足を運び、かく言う私もその例外ではありませんが、いつも近くの野で咲くこれらの花たちを見ると、もっと微妙な春の息吹を感じ、また子供の頃の風景を思い出し、ホッとする温かさを感じます。(2011/3/2 記)

オオイヌノフグリ(前橋市徳丸町の水田のあぜ道) 2011/2/27

ナズナ(前橋市徳丸町の水田のあぜ道) 2011/2/27

ナズナの鈴

 子供の頃、花を咲き終えて三角の種を先っちょに付けたか細い幹の皮をそ〜っとはがし、耳元で振ると聴こえて来る小さな鈴のような音を楽しんだことがあります。細い幹の皮を強引に剥くと引き千切れてしまうので、その細かい手作業にも微妙な極意があるのを覚えたものです。(2011/3/2 記)

オオイヌノフグリ(前橋市徳丸町の水田のあぜ道)
2011/2/27


何でこんな名前?

 花の姿と名前がこれだけ一致しないのも珍しいです。調べて見ると種の形が犬のフグリに似ているためとか。・・・それにしても・・・。


オオイヌノフグリの群生。ホトケノザも共生しています。
2011/2/27


ナズナ(前橋市徳丸町の水田のあぜ道) 2011/2/27




▲ページTopへ