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第9回 ふかやフェスタ&オープンガーデンフェスタ

2012年4月28日、29日


伊勢崎市のブースガーデンレストラン芝生広場や木陰ステージコンテナガーデンやハンギングバスケット
園内漫遊深谷城近くて遠かった深谷市
掲載日:2012/4/29
 2012年4月28日と29日、埼玉県深谷市の城址公園ほかで「第9回 ふかや花フェスタ&オープンガーデンフェスタ」が開催されました。深谷市や深谷市施設管理公社、深谷オープンガーデン花仲間の皆さんの主催です。

 このイベント、我らが伊勢崎市も出展ブースを設け、まゆクラフト無料体験やフェイスペイント、伊勢崎市の観光情報発信などを行うとのことなので、「それじゃあ応援に行かなくっちゃ」と、初日の28日、伊勢崎の波志江町から駆け付けました。もちろんサイクリングで。自宅を出発したのは午前10時。途中、広瀬川サイクリングロードを走り、菜の花で埋まった河川敷を見過ごせずにあちこちと道草し、島村の渡しに到着したのは午前11時。

 利根川の広い堤防を下り、「これで利根川を渡れば後一息!」と意気込んでいると、「あれ?いつもの船頭のTさんが船頭小屋にいる?」。尋ねると、桟橋にノロが付着して滑り易く危険なため処理中、午前中は運休とのこと。「アチャ~!」と思いながらも、Tさんと暫くお喋りを交わして、上武大橋へ回り、気持ちを改めて「イザ行かん、花フェスタ!

 途中、渋沢記念館脇を通り、小山川を渡り、深谷バイパス(国道17号)を横切り、そろそろ見えて来るはず。「利根川を渡れば何とかなるさ」と、公園の名前さえ確認せずに取り敢えず出かけて来た無計画さ。・・・いつになってもそれらしい雰囲気が現れず、街で会った人に尋ねると、「あ、多分、城址公園ね。あの交差点を東に行けばすぐよ・・・」と、結構近くまで来ていて一安心。会場の城址公園に到着したのはちょうどお昼でした。始めて見る深谷城址公園の立派な石垣に感激し、まずは石垣撮影。「あ、そうか、今日は石垣じゃなくて、花、花」と深谷城の事が気になりながら、MBを木陰に駐輪し、会場へ。


 「ウワ~、なんじゃ~この盛大なイベントは!」
 人混みと会場の広さ、出店ブースの多さに圧倒され、行けばすぐに見つかると高をくくっていたことを反省し、まゆクラフトの「みちくさ塾」のKさんに電話。案内された辺りに見当を付けて進むと、途中で市民活動課のIさんに遭遇。「あ、すぐそこです」と無事にテントに到着。「ふ~、やれやれ」。
 テントの中では、ちょうど皆さんがランチタイムで、まゆクラフトとフェイスペイントも午後1時まで休憩。「みちくさ塾」のKさんとTさんのお弁当をチャッカリと半分ずつ頂戴し、立派に一人前のランチをいただきま~す。

以下、会場内の様子を撮影して参りましたので、ご覧ください(2012/4/29 記)。

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伊勢崎市のブース

 伊勢崎市のブースでは、まゆクラフト無料体験やフェイスペイント、伊勢崎市の観光情報発信などを行い、それぞれ、子どもたちを中心に大勢のお客が訪れて、列を作っていました。
 まゆクラフトでは繭や紐、数珠玉様の玉などを使ってストラップを作り、フェイスペイントでは水性絵具を使って顔や腕にお気に入りの絵を描いてもらいます。

 まゆクラフトを担当したのは伊勢崎境島村地区を中心に活躍する「みちくさ塾」。この日、「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界遺産登録に向けて動き出した島村の広報のためにパンフレットを配布し、用意した2,000枚の内、初日の午前中で早くも500枚が配られ、好調なスタートでした。

まゆクラフト

 まゆクラフトでは、「みちくさ塾」のKさんとTさんの指導で、子ども達が小さな可愛い手でストラップを作ります。繭の中の蛹(さなぎ)は温熱処理+乾燥処理してあるので孵化の心配はなく、ずっと使えます。「みちくさ塾」のまゆクラフトは「島村渡船フェスタ」でも行います。今年の「島村渡船フェスタ」の開催は5月20日です。


これで大丈夫かなぁ・・・

材料はこちら。

ハイ、これが完成品です。

世界遺産半被
登録に向けて頑張ろ~

お母さんと一緒で楽し~


それ、上手にできたね~


ええとね、こうやって、ああやって・・・と。

これでいいのかなぁ・・・

お姉さんたちも作ります

ホラ、こうでしょ~

ハイ、出来上がり~

フェイスペイント

 フェイスペイントも子ども達に大人気。図案集の中から好きな絵を選んで顔や腕に描いてもらいます。水性なので顔を洗うと落ちます。見ていると女の子が多いようです。女性は小さい頃から化粧に関心あり。かな?





ハイ、出来上がり~

神妙な面持ち



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ガーデンレストラン

 ガーデンレストランにはB級グルメがずらりと並んでいます。カレー、豆腐、パイやタルト、焼きまんじゅうや焼きそば、トルコ料理や煮ぼうとう、うどん、そば、五家宝や団子、餅、和菓子、カキ氷にアイスクリーム、キュウリの浅漬け。何でもござれのB級グルメ。花を見ながら食事を楽しみ、楽しい一日になりそうです。



















芝生広場や木陰

 この日は全国的に気温が上がり、会場の深谷市も夏のような暑さ。来場者は木陰やパラソルの日陰に涼を求め、それぞれ気ままに寛ぎ、お弁当を食べたりステージの演奏やダンスを観覧したり。







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ステージ

 芝生広場の北西隅にはステージが設けられて、歌やダンス等が次々に披露されました。





ボクは風船がいい~。
ワタシも~♪

可愛いキッズダンス。夢はきっとAKB48。



元キッズのお姉さんダンス

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コンテナガーデンやハンギングバスケット

 小さな木の箱の中に作られた緑と花の世界。そこだけを切り取ってみれば小さいながら立派なガーデン空間に引き込まれます。西洋盆栽と言ったらいいのか、花のジオラマと言ったらいいのか、家の玄関脇など置けば、立派にお客をもてなしそうです。









コンテナガーデン最優秀賞





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園内漫遊

 園内をブラぶらと歩いてみると、色々なシーンに出会います。フォトスポットやショッピングコーナー、アートコーナー、マスコットキャラクター人形との出会い、フラワー教室などなど・・・そして、オジサンもビックリ、深谷フラワークィーンのお二人に遭遇。

第20代深谷フラワークィーンのお二人。1枚お願いしたところ、すぐにポーズを取ってくれました。
深谷フラワークィーンは三人とのこと。この日は金子 愛さん(左)とシャムレッフェル レイチェルさん(右)が活躍。
伊勢崎市のミスひまわりと同じように、深谷市の観光の親善大使を務めているとのことです。

様々なガーデングッズの販売













フォトスポット

フォトスポット








鴻巣市のマスコットキャラクター
ひなちゃん








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深谷城

 そして、最初に気になった深谷城。これだけ立派な石垣が残されていること、城の規模や構造が気になります。詳しい勉強は宿題にして、まずは案内板を撮って来ました。


立派な石垣

深谷城址公園の説明板



深谷城跡の説明板




城内とお堀を繋ぐ排水用の孔。しっかりとアーチが組まれています。


園内で咲くたくさんのシャガが涼しそうです。


通り沿いの石垣と水路、葉桜になった桜が涼を誘います。

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西側出入口に立てられた案内板
西側出入口から入った通路沿いに並べられた寄せ植え。

南西の角地

近くて遠かった深谷市

 東京の会社に勤務していた13年半を経て、地元伊勢崎への帰省。その後の15年間の東京の会社との取り引き。これらの期間に本庄駅から高崎線に乗って東京まで往復したのは数知れず、多分500回は下りません。でも、その間、深谷駅で降りた事は一度もなく、上野駅からの下り電車に乗り、車内アナウンスで深谷駅の名前を聞く頃、「そろそろだな」と降りる準備を始める程度の位置付け。それと、深谷駅で停車した上り電車の窓外から南側を眺めると、「渋沢栄一生誕の地」のような案内が書かれていて、「渋沢栄一は岩崎弥太郎に負けず劣らずの功績があるのに、マスコミの取り上げ方がそれほどでもなく、NHKの大河ドラマにもまだ取り上げられていないし。」などとボヤく程度で、街中に降りたこともなく、出かけたこともありませんでした。
 その深谷市で開かれた花フェスタ、2008年に群馬県が県をあげて開催した緑化フェアに相当する規模のイベントを毎年行い、今年で9回目とのこと。しかもメイン会場の深谷城は歴史ある城跡。利根川を渡れば自転車でも1時間で到着する深谷市内ですが、恥ずかしながら今までほとんど何も知りませんでした。

 この日、会場を後にし、同じくイベントに応援に駆け付けた友人のふるさとさんと深谷シネマ見学や街歩きをし、レンガ構造物や古い歴史的木造家屋が現役として頑張っている姿を見て、羨ましいばかりの感動を得たのですが、それはまた別の機会に紹介するとして、取りあえず、花フェスタレポートは以上です。

 今まで近くて遠かった深谷市。今回の花フェスタと街中散策を機会に、一挙に近い存在になりました。いつかまた改めて街歩きをしてみたい街でした。(2012/4/29 記)




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