2019年10月12日の夜から13日未明にかけて、大型台風19号が東海、関東甲信越、東北地方を襲い、各地に甚大な被害をもたらしました。長野県上田市では、台風の影響で千曲川が増水し、上田電鉄別所線の鉄橋の左岸堤防が崩落し、橋台が倒壊。それに伴い、13日午前8時前、左岸側の一径間が落橋しました。 橋梁の構造形式は5径間単純鋼プラットトラス橋。橋長は約220m。真っ赤な塗装が印象的です。落橋から13日経過した10月26日、落ちたトラス橋はまだ川の中に留まり、左岸堤防の復旧工事が進んでいました。(2019/11/4 記) |
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落橋地点・広域地図 |
落橋地点・広域地図 |
トラックに積まれて左岸堤防に搬入される堤防復旧用土砂 2019/10/26 台風19号の影響で左岸堤防が崩落し、落橋した端スパン 2019/10/26 水流に身を任せる落橋した端スパン 2019/10/26 |
千曲川の右岸堤防から残された4連と落橋した一連(右端)(左岸下流から) 2019/10/26 左岸堤防にはレールが引っ掛かっています(左岸上流から) 2019/10/26 |