伊勢崎銘仙展〜明治館にて 投稿者:あおぞら 投稿日:2012/06/15(Fri) 00:18 No.1527 丸男さん、こんばんは! 今日は久しぶりに明治館へ行ってきました。 銀行の帰りにたまたま前を通りかかったら、玄関に≪あこがれのバラ柄 銘仙展≫との看板がありました。 実は赤堀菖蒲園に行こうとしていたのですが、思わず「あら、たまにはおじゃましてみようかしら・・・」と寄らせて頂きました。 ちょうど伊勢崎観光協会のK女史がいらして、とても丁寧にご案内くださいました。 季節柄ということで、今回はバラ柄の銘仙を集めた素晴らしい展覧会でした。 K女史は丸男さんのことはよくご存知で、Go!伊勢崎にも過去にもご登場なさってますが、私たちは今回はじめてKさんにお会い致しました。 夫も共にいろいろとお話できて三人での伊勢崎銘仙談義となり、なかなか盛り上がり楽しかったです。 Kさんの伊勢崎銘仙にかける情熱とパワーに引き込まれ、次回の伊勢崎銘仙ファッションショーに私も出演志願してみようかな〜と思わされました! そのためには、モデル審査会の日までにダイエットと着付の練習くらいはする必要がありそうですね・・・。^ ^; 添付:1527.jpg (159KB) Re: 伊勢崎銘仙展〜明治館にて - 丸男 2012/06/15(Fri) 09:54 No.1528
お、あおぞらさんと春松さん、いせさき明治館でKさんとお会いになったんですね。 私が伊勢崎銘仙に対して持っていたそれ以前の情報を、 すっかり塗り替えてくれたのがKさんです。 伊勢崎銘仙がここまでメジャーに復活した事、 Kさんの情熱とパワーによる影響が絶大と思ってます。 伊勢崎ルネッサンス - 春松 2012/06/16(Sat) 18:57 No.1530 こんばんは。 昨夜はGo!伊勢崎さんの過去の銘仙特集ページをあらためて拝見いたしました。 1920年代〜30年代、当時の女性たちにとって銘仙は、ちょっとお洒落してお出かけ〜なんて時にはぴったりの重宝アイテムだったんですね! 一時期は和光前辺りでしょうか、銀座を歩く50%の女性が銘仙を着用していた調査があるそうです。 我が町伊勢崎においては銘仙の一大産地で、昭和5年の伊勢崎銘仙456万反という爆発的な数の生産高・・・K女史によると、これは同年の群馬県予算額のなんと3倍の売上額になったというからスゴいです! 当時、日本人女性の10人に1人は「伊勢崎銘仙」を着ていたというダントツな勢いです!! メイド・イン・イセサキの銘仙が一世を風靡し、日本全国のファッションシーンを華々しく鮮やかに飾っていたという、この歴史はスゴすぎます〜〜。 あれから80年、時代は昭和から平成へと歳月は流れ、、 K女史言わく、、今、当時のものは「アンティーク銘仙」と呼ばれ伊勢崎に残っているものは、ほんの僅か当時のごく一部でたいへん貴重なものになっているそうです。 文化的な風情、奥ゆかしさを今に残した桐生、足利の人々と相対して、昭和初期の伊勢崎人は銘仙を大量に売り出しては、型紙、切れ端さえも残らず売り切り自分たちの手元には何も残らない。 儲けた大金は南町(現在の緑町の繁華街)辺りでパ〜と使ってしまいそれで終わり・・・といったような気質(かたぎ)があったようです。 まあ、今の伊勢崎人を思ってもどこか解るような気もします。 また、それだけ大量の銘仙を供給できたのも、背景には「富岡製糸場と絹産業遺産群」とのつながりがきっとあったはずで、今後はその辺も見逃せない所ですね! 京都の美人マリンバ奏者、銘仙コレクターとしても知られ、あの、ふるさとの歌さんの大のお得意様でもある「珈琲でよろしおすか〜」の通崎睦美さん、、 私としても最近は、ちょっと気になるアーティストになってます。^ ^; またまた検索したりしてみると、、まなび〜先生のようなこともしてらっしゃるご様子で、京都山科の文化会館の講義の中でなんと伊勢崎銘仙を語ってました! よろしおしたら、ご覧ください。http://miyakomanabi.jp/upfile/18/1118.pdf 以前、私も少し書かせて頂きましたが、明治の名将、乃木希典翁がお嬢様学校、学習院院長に就任された時、伊勢崎絣を高く評価し学校着に用いたというエピソードがあるのですが、 通崎さんもその講義で同じことを語っていたので、びっくらこいて〜しまいました。(@_@) おうちの隣の長屋をリフォームして作ったという通崎さんのアンティーク銘仙収蔵庫の中にも、きっと「通崎好み」の素敵な伊勢崎銘仙をたくさんご所蔵あそばせてはることと予想してます!! 世界遺産の古都、京都で、、伊勢崎にルーツを持つ「名代おめんうどん」のお店が繁盛し、アンティーク伊勢崎銘仙を粋に着こなすのがさりげないお洒落になっているという・・・ この類まれな現象を本家本元の伊勢崎人もいつか多く知るところとなり、伊勢崎人の覚醒する日も近いような予感がしてきます。 我らがふるさと伊勢崎市が、近い将来に「銘仙、うどん、そして世界遺産の街」となり、まるで昭和初期黄金時代の復活を遂げて「普通でない街」になってゆく・・・ 今は夜明け前なのでしょう。 Re: 伊勢崎ルネッサンス - ふるさとの歌 2012/06/18(Mon) 21:01 No.1538 「普通の街」を日本で一番有名な自治体にする、日本一のイベントプロデューサー、はとぽっぽバスの春松さん、こんばんは。 「男はあまいよ。ふるさとの寅次郎、サンバー上州路を行く」、いや〜、これには参りました。 脱毛です! いや間違い、脱帽です。(笑) さて、今回の伊勢崎銘仙と銘仙コレクターにスポットを当てた、糸で繋ぐ伊勢崎市と古都京都の比較文化論、さすが目の付けどころがシャープですね! 銘仙コレクターとしても知られる京都の美人マリンバ奏者を登場させ、学習院の制服に伊勢崎銘仙を用いたエピソードを語らせるなんて、なんて憎い演出なんでしょう。 またまた、脱毛! いや、脱帽です。 いよいよ我らがふるさと伊勢崎市も、「銘仙、うどん、そして世界遺産の街」で京都と肩を並べ、「普通でない街」、日本一の街になってゆくこと、夢ではなさそうです。 全国で初めて、はとぽっぽバスで自治体をプロデュースする試み、大いに応援しています! Re: 伊勢崎銘仙展〜明治館にて - 丸男 2012/06/18(Mon) 22:42 No.1540 春松さん、 >昭和初期の伊勢崎人は銘仙を大量に売り出しては、型紙、切れ端さえも残らず売り切り自分たちの手元には何も残らない。 >儲けた大金は南町(現在の緑町の繁華街)辺りでパ〜と使ってしまいそれで終わり・・・ この「宵越しのお金は持たない」気質・・・ これが我々子孫にしてみると、何とも残念なやり方で。 形あるものを残して欲しかったなぁ・・・って思います。 洋館とか歴史館などの文化施設や、街並みや公園など。 ふるさとさん、 >脱毛です! 面白過ぎ! |
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