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21世紀銘仙 投稿者:鳩ぽっぽ 投稿日:2016/02/20(Sat) 18:51 No.1418
丸男さん、今日はスマークのイベントをちょっと拝見してきました。
ステージではお元気なおばさま方のグループが、「ダンピアいせさき」を踊られ活気を呈してました♪
写真は伊勢崎銘仙の展示コーナーです! 機織り体験はこの展示の後ろ側でやってました。
展示されていた銘仙はスペースの関係上でしょうかこれだけだったようで、色柄もお上品でシンプルなものでそれがいささか寂しかったです。
明治館で開催される銘仙企画展のように、併用絣によるもっとドバ〜っと華やかで豪華絢爛、インパクトある色柄のものが飾られたら、スマークのファッション街にやってきた若い方々の目も引いたのではと思います。
そうした中に、丸男さん、金井さんはじめとした皆様が日夜ご活動されている「21世紀銘仙・いせさき併用絣を紡ぐプロジェクト」のことが頭によぎりました。
私は織物のことは何も分かりませんので、今までは「併用絣」と言ってもただ漠然としたイメージしかなかったのですが・・・Go!伊勢崎さんの記事を通して徐々に分かってきました。
個人的にはこのような銘仙が好きです。→ http://www.go-isesaki.com/meisen_autumn_2015.html
併用絣は実は、伊勢崎銘仙の中でも最も美しく代表的なものと言っていいのでしょうか? その色鮮やかで絵画的な柄の芸術性も高く、本当に貴重な技法だったんですね〜。
かつて伊勢崎絣を生産していた家系の末裔の一人としても、伊勢崎の皆様でこうした銘仙復活のプロジェクトが始動していることはやっぱり嬉しいし、素晴らしいなと思います。
伝統工芸士であった伯父も亡くなってもう10年になります。「今、復活しないと併用絣は完全に滅びてしまう」と杉原さんがおっしゃる通りです。
ご計画通り16反でしょうか併用絣が見事に完成したら、まさに銘仙ルネッサンスですね!
DVDも制作されるようで、製造過程を詳細に渡ってご撮影された丸男さんの動画は、後世の技術者にとって貴重な映像となりますね!!


添付:1418.jpg (191KB)
Re: 21世紀銘仙 - 丸男 2016/02/21(Sun) 10:04 No.1419
鳩ぽっぽさん、スマークの「いせさき生まれ大集合」へ出かけたようで、お疲れさまでした。
ダンピアの時間だったとのこと、私が出かけた少し前でしたね。

併用絣は伊勢崎銘仙だけの織りの技術で、
自由な図柄で、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)に対して
型紙から、捺染加工までを別々に施して織りあげるので、難易度の高い織り物です。
たてよこ別々に染めるので、図柄が鮮明に浮き出て、華やかな図柄の時に威力を発します。

これが東京や関西で伊勢崎銘仙が人気を博した理由と思います。

併用絣プロジェクトも全工程の内、やや半分に到達しました。
その時々の壁を乗り越えつつ、今復活しようとしています。
応援、よろしくお願いします。