この公園は平成17年の市町村合併前の伊勢崎市において、北の「華蔵寺公園」、南の「市民のもり公園」と位置づけされる、大きくて立派な公園です。伊勢崎市内では2番目の大きさでしょう。華蔵寺公園に比べると芝生部分が広いこと、大きな樹木が少ないことなどから、伸び伸びとして解放感溢れる公園です。 公園の大きさもさることながら、設備がそれぞれ個性的でかつ立派です。岩の壁でできた渓谷、敷き詰めた岩の間から湧き出る泉、川で遊べる工夫、岩山を切り抜いたような入り口、しかも切り口には断層が再現されています。そしてアジアンな雰囲気たっぷりの休憩所、可愛いトイレ、バーベキュー施設も備わり、周囲の遊歩道も自然な感じで、そして最も特徴的なこととして、園の中央に大きな山「くさぶえの丘」があります。((2007/1/12 記) |
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南入口にある公園案内図 2006/11/23 |
西の正門 2007/1/13 |
小春日和に恵まれ、子ども連れやバーベキューを楽しむグループなどで賑わっていた先日11月16日の「いせさき市民のもり公園」。境方面へのサイクリングの帰りに立ち寄って、園内を一回りすると、今まで気が付かなかった珍しい花が咲いていました。公園の西側(国道462号側)駐車場の南東付近で咲く 冬桜 です。ざっと、7,8本くらいは植えられています。 昨年の今頃、「波志江沼環境ふれあい公園」で冬桜に出会って大いに感激し、その時の記事を読み返したところ、元公園緑地課のKさんに、この場所でも冬桜が咲くことを教えてもらっていました。「今まで気が付かなかった」などと言ってしまいましたが、すっかり忘れていただけでした(汗;)。 ・・・と言う訳で一年越しの「いせさき市民のもり公園」の 冬桜 の紹介です。ひっそりと静かに咲く風情に、来園者の皆さんはあまり関心がないのか、芝生の上や「ふわふわドーム」、バーベキューコーナー、渓流ゾーンや運動場など、まるでイベントでもあったかのように賑わっていましたが、こちらへ足を向ける人には出会いませんでした。写真を撮る私の脇を通った人たちも、「何、この花?梅?桜?」と、尋ねる様子もなく通り過ぎて行きます。私が「冬桜です!」と宣伝活動をしてもいいのですが、”うるさい変なオジサン”と思われても面倒なので、一人で楽しみました。 偶然、昨夕のNHKテレビで群馬県藤岡市の桜山公園(さくらやまこうえん)の冬桜を紹介していましたが、きっと今週末辺りは大勢の見物者が訪れることでしょう。桜山公園には7,000本植わっているようなので、こちらと比較にならない大規模ですが、伊勢崎でもちょっと楽しめる、ここ「いせさき市民のもり公園」や、「波志江沼環境ふれあい公園」の冬桜、外出の折にでも寄ってみてはいかがでしょうか。(2014/11/19 記録) |
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2014/11/16 |
2014/11/16 |
小春日和の青空を背景に、ひっそりと咲く冬桜 2014/11/16 |
全国ニュースで時々流れるイノシシ出没事件。山がなくてほぼ平坦地の伊勢崎では他人事と思っていましたが、一昨日午前8時46分、「伊勢崎市今泉二丁目地内の第一中学校付近に成獣の猪が出没」との伊勢崎市情報メールが入り、「え〜〜〜ッ!伊勢崎にイノシシ〜〜?!」と超驚き、「きっと誤報に違いない」と思っていると、同日午後7時22分、今度は「いせさき市民のもり公園付近において、イノシシの出没情報」と、再び情報メールが入りました。 つい先日立ち寄ったばかりの「いせさき市民のもり公園」。今泉二丁目から移動して来たのでしょう。東毛広域幹線道路はどのように横断したのでしょう。側溝とか用水を伝って来たのかな?広瀬川はどのように?泳いだ?それとも伊勢崎大橋?謎と関心が脳裏をぐるぐる回ります。本人にインタビューしてみたいものです。 ・・・なんて、本題から大きく外れましたが、今回は「いせさき市民のもり公園」の紅葉・黄葉の紹介。イノシシ出没ニュースの後では紹介し難いのですが、イノシシの捕獲は関係機関にお願いするとして、まるでどこかの山のような紅葉風景をご覧ください。松が多い華蔵寺公園と異なり、こちらは落葉樹が多くて、しかも芝生エリアや遊歩道が広く、紅葉も明るく伸びやかです。3月には中央のなだらかな丘「くさぶえの丘」の斜面を覆う河津桜も黄葉し、ナンキンハゼやイチョウ、サクラや楓、ススキ、柿などがちょうど見ごろでした。8年前に撮ったこの時期の写真と比べると、樹木が大きく育ち、紅葉も見栄えがします。 来園者の多くはウォーキングやローラースケート、スケボー、バーベキュー、ふわふわドーム、渓流遊びなどを楽しんでいて、敢えて紅葉狩りをしている姿は見かけませんでしたが、それでも、小春日和に恵まれたこの日、この空間に身を置いてそれぞれ気ままに時を過ごすこと、きっと大いにリフレッシュしたことと思います。 この日、公園全体を南側の水田側から遠望すると、公園の後方に赤城山が見えることに気が付きました。何度も訪れている公園ですが、このことに気付いたのは初めてです。当然ながら、南側に離れれば離れるほどに赤城山の姿が大きくなり、田植えの時期や稲穂実る時期にも同じ位置から眺めてみたいと、新たな関心が湧いてきました。来年のその時期に思い出せばいいのですが・・・。(2014/11/21 記) |
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なだらかな曲線を描く草紅葉。縁取りの木々も黄葉。 2014/11/16 渓流脇で鮮やかに紅葉した大きな木 2014/11/16 |
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黄葉に囲われる散歩道 2014/11/16 西日に輝くススキ 2014/11/16 晩秋の日射しを受けて静かに佇む沼 2014/11/16 |
鳥に啄まれる柿の実 2014/11/16 柿の実たわわ 2014/11/16 同じ楓でも赤や黄色、様々な色に変色 2014/11/16 |
紅葉した楓が並ぶ遊歩道 2014/11/16 大きな2本のイチョウ。隣り合っていながら黄葉具合に多少のズレ。2014/11/16 |
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「くさぶえの丘」斜面の河津桜の黄葉春3月、山一面を薄ピンクの桜色に染める河津桜。黄葉の時期にも輝いています。 |
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2014/11/16 |
2014/11/16 |
紅葉する公園・遠景空爽やか、広がる水田、二つを分けるいせさき市民のもり公園の紅葉と赤城山公園を南側の水田から遠望すると、後方に赤城山が見えます。南側に離れるほどにその姿が大きくなります。 |
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少し南から・・・ 2014/11/16 |
もうちょっと南から・・・ 2014/11/16 |
更に南から・・・。この伸びやかな風景。手前の水田に建造物が少なく貴重な風景。2014/11/16 |
真っ赤に紅葉したニシキギと園内 2006/11/23 ちょっとアジアンな雰囲気の休憩所 2006/11/23 |
南東の池。池のすぐ脇に遊歩道が 2006/11/23 子供の冒険心をくすぐりそうな岩の壁 2006/11/23 |
南西部にあるバーベキュー施設。 2006/11/23 使用するには公園北側にある管理事務所での予約が必要です。 →GWにはこれらが全て埋まってしまいます。 |
子供たちは花より遊び♪ 2008/3/8 ポカポカ陽気のせいか、赤城山も霞んでいました 2008/3/8
爽やかな白梅 2008/3/8 |
「枯れススキと小川」 「和」の風情があります。数十年前は、このような風景があちこちに残っていました。(公園南東部) 2008/3/8 鮮やかな紅梅 2008/3/8 「私だって主役だ!」 雑草扱いされる「ホトケノザ」もこれだけ群生すると、 まるでレンゲ畑のようで可愛いです。 (南側の道路近く) 2008/3/8 |
中央の山。北斜面は芝生、南斜面には植樹。2007/1/13 西側のステージから見た山 2007/1/13 上に乗ってポヨヨン♪ ポヨヨン♪ 2007/11/13 「国土交通省所管 国庫補助都市公園事業」の看板 2007/1/13 石の渓谷。川の中や石壁の上にも歩いて行けます 2007/1/13 松 2008/2/6
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公園への入口。この形状の入口が何ヶ所かに。2007/1/13 西入口近くの遊具 2007/1/13 西の正門から東(シンメトリーな形状) 2007/1/13 可愛いトイレ。我が家よりも立派? 2006/11/23 西の正門から東 2007/1/13 公園北側の多目的広場 2007/1/13 山茶花(サザンカ) 2008/2/6 |