栃木県の山1 |
|
▲石尊山と深高山 ▲大小山 ▲仙人ケ岳 ▲横根山、井戸湿原 ▲行道山 |
▲備前楯山 ▲男体山 ▲社山 ▲夕日岳 ▲那須(茶臼山) |
●左端の写真は石尊山山頂から北側を眺めたもの。 手前が仙人ケ岳、遠方が熊鷹山、根本山でしょうか?もっと晴れていれば皇海山(すかいざん)、男体山なども望めるらしいのですが。 ●歩き始めて30分くらいの所(「牛が下」)と石尊山の10分位手前の岩まじりの尾根で山の斜面にマンサクの花が何本か咲いていました。殆どの落葉樹がまだ冬の姿の中に、薄黄色に咲くマンサクの花は清々しく健気な感じでした。 |
●中央右の写真は石尊山から深高山までの雑木林の登山道。ほとんどアップダウンもなく、まるで公園の中の道を歩いているようです。 4月下旬を過ぎると新緑のプロムナードでしょうか。 ●右端は深高山山頂から南南東方面を望んだ写真です。方向と距離からして「行道山」だと思います。 南西の方向は麓の採石場があり、山一つが地肌むき出しです。ちょっと可哀相な感じでした。 |
||
●登山日:2000年3月11日(土) ●タイム:往路1:50 帰路:1:30 ●同行者=2人 11:30 登山口(叶花不動尊)発。叶花不動尊の境内に5台くらいは駐車可。 12:40 石尊山頂上(三角点の方。5分位手前に石尊宮と山頂広場あり。一見そちらが頂上風。お弁当を広げるなら山頂広場の方が適) 13:20 深高山頂上着 14:15 深高山頂上発 15:45 登山口(叶花不動尊)着。 ★石尊山も深高山もどちらも標高500m余り。 冬でも雪も積もらず春先の穏やかな日であれば少しも寒くなく、気軽に登れる楽しい山だと思います。登山口から30分余りの「牛が下」の手前当たりには「ヤブコウジ」が群生していて、赤い実を付けた頃はさぞかし可愛いことでしょう。 |
妙義山手前の登山道から見た大小山。 山の中腹に「大小」の文字が見える。 大小山と妙義山の遠望 岩場の見晴らしから見た佐野市方面 |
●登山日:2000年3月18日(土) ●所要時間: 往路 45分(妙義山経由) 帰路 45分(浅間神社経由) ●タイム: 14:30 登山口(阿夫利(あぶり)神社)発。駐車場に10台位可。トイレ付き。右回りコース(妙義山〜大小山)を取る。 15:00 岩場の見晴らし(岩の下に洞窟あり) 15:15 妙義山山頂着。頂上周囲には樹木もなく見晴らし良し。 15:40 妙義山山頂発。岩混じりの滑りやすい尾根を急降下。 15:50 大小山頂上。見晴らしは妙義山山頂の方が良い。ここから男坂、女坂のどちらかを下る。男坂は岩場あり。また、男坂ルートの途中に浅間神社あり。 16:25 登山口着 ●同行者=2人 大小山は既に4回くらい登ったでしょうか。山と言うより、「ちょっと登山気分を楽しめる公園」と言った風情で、午後、自宅で昼食を取った後に出かけても登れるくらいの親しみ易い山です。 妙義山山頂で飛んでいたチョウチョウ |
●登山日:2000年3月19日(日) ●タイム: 往路 3:50(岩尾根コース)休憩時間含む。 帰路 1:40(沢コース) ●同行者=3人 9:30 登山口(ホタルの里)発。駐車場はバス折り返し場になっていて駐車禁止の立て札あり。路肩スペースに駐車。10台位は可。岩尾根コース、沢コース共に登山口近辺に案内・標識なし。猪子トンネルの南西側の沢の脇に岩尾根コースの登山入り口あり。入ってすぐに右手に登山道があり、標識もないので入らないように要注意。 9:55 猪子峠(深高山との分岐) 13:00 沢コースとの合流地点(熊の分岐) 13:20 仙人ケ岳山頂(着) 14:45 仙人ケ岳山頂(発) 16:25 ホタルの里(着) |
★読売新聞社・前橋支局編集の「上州山歩」に「静かな沢と変化に富んだ岩尾根のコース・歩行3時間30分」とあるのは誤りでしょう。休憩を除き5時間位見ておいた方が安全。 同書のコースタイムに、「熊の分岐〜猪子峠が1時間20分」とあるので、これが誤りの原因と思われます。熊の分岐の現地標識にも岩尾根コースの下山時間が90分とありますが、標識を近くでよく見ると、たぶん登山者が修正しようとしたと思われるボールペン等の訂正があり、「もっとかかる」、「150分」等と記されています。また90分の前に1(時間)と彫ろうとした形跡もあります。残念ながら元々の標識がしっかり彫り込んで作られているため、どの訂正も気付かれないようです。 また岩尾根コースは2万5000の地図でも分かるようにアップダウンが多く、途中10メートルの岩のクサリ場を始め、やせ尾根も多く、そこかしこに「ハイキングコース」の標識があるのはちょっと理解に苦しみます。 岩尾根コースの半分くらいの地点でスニーカ履きの軽装の4人の親子連れに会いましたが、4人とも真剣で硬い表情でした。沢コースを登りで使い、「ハイキングコース」の標識や「下山90分」の案内に安心してこちらを下山で使ったとしたら気の毒です。子供は小学校の低学年位でした。 |
仙人ケ岳頂上から北東側の眺望 2000/3/19(日) 仙人ケ岳・岩尾根からの眺望 2000/3/19(日) 仙人ケ岳・岩尾根 2000/3/19(日) |
|
山道脇で咲いていたカタクリ 2000/3/19(日) |
山道脇の岩場で咲いていた白い花 2000/3/19(日) ダイモジソウに似ています |
●登山日:2000年4月16日(日)・晴れ ●タイム:往路 1:50休憩時間含む。帰路 1:25 ●同行者=4人 10:15 登山口(かじか荘)発。駐車場は充分(グランドもあるので50台以上OK)。 11:05 舟石峠。ここにも駐車10台OK。かじか荘からここまで舗装された林道なので車で入っても良い。車なら10分位? 12:05 山頂着 13:35 山頂発 14:15 舟石峠 15:00 かじか荘 ★参考にしたガイドブック「栃木県の山」(山と渓谷社) |
||||
舟石峠から20分位入った所からの備前楯山の全貌 途中の登山道のカラ松林。一部急な登りもあるが、全体的によく整備されて登りやすい。 |
左端と同じ位置から。手前の花は「マンシュユ」の木。マンサクの木にとても良く似ている。マンサクの木もあった。 山頂から北面左。前日雪が降ったせいか、アルプスや八ヶ岳風の雰囲気。 |
|||
山頂から北面右。男体山が良く見える。 |
||||
山頂は岩場で狭いですが20人位は何とか座れます。高所恐怖症の人は要注意。 頂上からの展望は南東方面を除けば抜群。特に北から西にかけては大パノラマ。西側には庚申山がよく見え、皇海山も頭の部分がちょっと見えます。 |
●登山日:2000年6月4日(日)・晴れ ●タイム:1周 2:40(昼食休憩を除く) (マイズルソウが登山道のいたるところで、また、ミツバツツジ、シロヤシオが見所でした。アカヤシオは散って、レンゲツツジやサラサドウダンは蕾でした。登山と言うよりはハイキングコースで、長野の「車山高原・美ヶ原」に似た高原で、楽しい山行でした。ハイランドロッジで飲んだ「前日光牧場」の牛乳はまさに絞りたての生乳と言う味で最高でした) ●同行者=3人 9:25 登山口(前日光ハイランドロッジ)発。駐車場は100台以上可。水洗トイレ、土産店、レストラン、観光センターあり。 9:55 横根山頂(1,372m)着。北面の展望良。あずまやあり。 10:35 五段の滝 10:50 井戸湿原 11:25 象の鼻展望台着。北東から南西にかけての大展望が抜群。あずまや、トイレあり。 12:20 象の鼻展望台発。 12:50 登山口着 ★参考にしたガイドブック:「栃木県の山」・(山と渓谷社) |
||
「象の鼻」から北面〜西面のパノラマ 200/6/4 足尾の山 200/6/4 井戸湿原 200/6/4 |
||
五段の滝 (井戸湿原から10分) |
マイズルソウ |
●登山日:2000年10月28日(土)・晴・くもり ●同行者=3人 ●タイム 4時間10分(休憩を除く) 7:40 志津峠発(志津峠には15台位P可。少し林道を入れば更に5台位可。志津小屋はログハウスでとてもりっぱだが、トイレなし。水場は湧水を溜めているが期待しないで持参した方が良い。) 8:50/9:50 5号目(樹林帯の中であまり広くはないが少し休憩し軽食を食べる) 10:00 9号目(上の感想参照) 10:45〜12:00 太郎神社を往復(頂上の西端に太郎神社、その直下は断崖絶壁) 12:00 頂上発> 13:40 志津峠着 (志津峠からの帰路、国道120号に出るちょっと手前に「光徳牧場・アストリアホテル」があり、料金1,000円で温泉に入らせてくれる。沸かし湯ではなく、硫黄の入ったちょうど草津温泉に似た温泉。ホテルものびのびとした高原の中にゆったりとたたずみ、ちょっとリッチな気分にさせてくれる。ただし、午後4:30までなので時間に注意。) |
||
志津峠からの男体山 |
シーズン中の「いろは坂」は渋滞で有名なので、それを避けるために伊勢崎を朝5:00出発。いろは坂には6:20分に入るが、すでに車は数珠繋ぎ。ただ、渋滞にはならず無事中禅寺湖畔へ。途中の見晴らしの良いレストランでは駐車場はすでに満杯。 さすが日光です。 志津峠には7:30着。7:40に出発し10:20には頂上へ。 |
|
男体山は東側斜面の崩壊で有名なので、ガレ場の多い、殺風景な山かと想像していましたが、予想に反して(志津峠コースだけかも知れませんが)、緑が多く、すでに木々の葉っぱも落ちていたせいか途中の見晴らしも良く、特に9号目から頂上までの尾根道は正にプロムナードでした。 北方の真名子山(まなこやま)や太郎山がすぐ近くに見え、南南西方向には日光白根がちょっと先に、西北西方向には尾瀬の燧ガ岳も遠望できる。足元は熊笹に覆われた登山道で、縦横無尽に走る獣道の先には鹿の糞。9号目から頂上まではほとんど高低差もなく、この約20分間のためだけでも登って来る価値があると思いました。 頂上からの展望は本当に360度で、南の足元には中禅寺湖の全容が、東方には名も無い山々の連なりが幾重にも、南西から北側には多くの名峰がその勇姿を見せ、大パノラマ。 以前登った日光白根や備前楯山からは目の前に堂々とその姿を見せ、地元伊勢崎からは赤城山の東後方に物静かにしかし存在感があって、いつも気になる存在であった男体山、素晴らしい山でした。 |
頂上近くから太郎山 頂上から中禅寺湖東側 志津林道の途中・カラ松林 |
|
志津林道 |
志津林道の途中・紅葉 |
●登山日:2001年12月01日(日)・晴れ ●同行者=2人 ●タイム 4時間15分(休憩を除く) 8:40 細尾峠 9:25/35 薬師肩(薬師岳への分岐。ちょっとした広場。休憩向き) 10:55 三ツ目(地蔵岳への分岐。ここから一旦下って夕日岳をめざす) 11:15/12:50 夕日岳山頂(昼食。北西方向の視界が開け、男体山や日光白根、真名子山等が、西方には皇海山が良く見えた。日光白根だけが冠雪して、真っ白だった) 13:05 三ツ目 14:00 薬師肩 14:40 細尾峠 |
||
夕日岳山頂から見た男体山と日光連山 |
||
伊勢崎を朝7:00発。細尾峠に8:30到着。駐車は峠近辺に10台くらい。この日は先着2台。 122号から細尾峠へ入る入り口は簡単なバリケードで塞いであるが、出入り禁止にはなっていない(?)ので、はずして入る。入ったらまた、塞いでおく。 往路と帰路でそれぞれ3人に行き会った。とても静かな山。登りあり、下りありで、変化がある。 ただ、途中の見晴らしは良くないので、葉が繁っている間はお勧めできない。 |
||
夕日岳・途中の登山道から |
公園のような登山道 |
薬師肩 |
日光白根(山頂は雪雲の中)・夕日山頂から |
●登山日:2002年2月11日(月)・晴れ 伊勢崎を朝8:00発。JR足利駅に9:00到着。タクシーで織姫神社経由で行道山・浄因寺Pへ。乗って行った車は織姫神社Pへ。縦走コースなので登山開始地点に戻らなくてもいいように前もって終点に車を置いた。この日、天気が良くて、風もなく、Tシャツ一枚でちょうど良かった(もっとも途中で行き会った人は皆な防寒着を着ていましたが(笑))。 縦走なので登りあり、下りありで、楽しいコースでした。天気が良かったせいか、途中30人以上(?)行き会いました。 ●同行者=2人 ●タイム 3時間05分(休憩を除く) 9:30 浄因寺P 10:10 行道山(平らな頂上。赤城山の見晴らし良い。頂上の標識が小さいので見過ごす?休憩可) 10:30 剣ガ峰(西側の見晴らし良い) 11:50/12:20 両崖山(昼食。あずま屋、ベンチあり。見晴らしなし) 13:05 織姫神社P |
||
行道山山頂から見た赤城山。伊勢崎から見る形に似ています。不思議。 |
||
剣ガ峰 |
登山道 |
両崖山近くの岩場 |
●登山日:2002年11月3日(日)・晴れ・くもり・雪 ●同行者=18人 ●タイム 2時間15分(休憩を除く) 9:15 峠の茶屋P出発(このPには100台以上駐車可) 10:15/30 峰の茶屋(しっかりとした作りの避難小屋あり。20人くらい入れる。突風が強く、ここでの休憩で皆な元気を取り戻す) 11:10/25 茶臼岳山頂(ゴツゴツして大きな岩がころがる山頂) 12:00 ロープウェイ山頂駅 |
|
茶臼岳頂上から西方 |
登山道から・真ん中に非難小屋 |
藪塚を朝5:45発。 佐野ICから那須ICを経て峠の茶屋駐車場に9:00到着。 那須の温泉街を過ぎる頃から、雪に覆われた茶臼岳、朝日岳が見え、雪は想定外だったので、メンバーの顔も心なしか不安顔。行ける所まで登ろうと言うことで登山開始。 雪の登山道は滑りやすく風も強く、心細い気分にもなったものの、他の登山者達も数多く登っていて、取り合えず峰の茶屋へ到着。避難小屋で休憩して元気を取り戻し、名物の突風に時々よろけながら茶臼岳に無事到着。ここからロープウェイの山頂駅へ降りて、無事下山。無事で良かった。 帰路温泉に浸かり、お土産を買い、渋滞の東北道でバスに揺られて瀑睡し一路群馬へ。 例年より1ヶ月早い雪に出会い、突風にもめげず、荒涼とした風景の茶臼岳を楽しむことができました。 |
||
茶臼岳頂上の雪と岩の造形 |
途中の登山道 |
朝日岳 |