今月は2年に一度の車検の月。昨日、地元伊勢崎市連取町の日産ディーラーに車で出向き、ちょっとした手続きを済ませて、代車の段取りを敢えてしておかなかったので歩いて帰る事に。途中で疲れたら迎えに来てもらえばいいと考えていたのですが、携帯を忘れてしまったので電話もできず、最後まで歩こうと腹を決めてディーラーの建物を後にしました。その距離、直線距離で約4.2km、道なり距離で約6.0km。台風12号が去り、爽やかな青空が広がったこの日、思ったほどには汗ばむ事もなく、まま快適なウォーキングのスタートです。 途中、高崎県道沿いを歩きながら、ひょっとしたらこの辺にバス停でもあるのかと気に掛けていると、群馬中央バスのバス停を一ヶ所発見。時刻表を見ると待ち時間約40分。残暑の炎天下で40分待つのも情けないのでパスすることに。心のどこかで期待した「あおぞら」路線に出くわすかと思いきや、そんな幸運にも巡り合わず、代わりに水道局へ寄って仕事の打ち合わせ。過去何年にも亘り水道局へ出かけていますが、徒歩で出かけたのは初めての体験。貴重な体験です。 あれこれと打ち合わせを済ませて、水道局脇の斜張橋(広瀬川水管橋)の袂から広瀬川サイクリングロードに上り、まずは三ツ家橋経由でJR両毛線まで北上。舗装を完了したJR両毛線の高架橋の下の側道を歩き、高架化沿いに駅へ向かう頃、 「あ、そうだ、伊勢崎駅と華蔵寺公園間にベロタクシーが運行していると、市の広報に出ていたなぁ・・・」 と思い出し、期待半分で駅へ寄ってみると、「じゃじゃ〜ん!いるじゃありませんか、ベロタクシー」 ・・・と、ベロタクシーはいたものの、運転手さんやら受付が見当たりません。一通り写真を撮って駅構内に入ると、構内の隅に見つけました、受付。 若い二人が座っていて、あれこれとお喋りをし、「乗れますか?」と相談すると、ちょうど昼休みの時間。残念そうな私の姿を見てか、本部かどこかへ電話で確認し、「大丈夫です、乗ってください」と嬉しい対応。100円以上の義援金箱に気持ち奮発してチャリンと3枚。 そしていよいよ華蔵寺公園へ。 公園通りの一本西側の交通量の少ない舗装道路を、ペダルを踏む静かな音だけのベロタクシーで走る事12分。距離にして1.5kmのミニ旅。 座席は大人なら2人、子供なら3人。ちゃんとシートベルトも着いています。若い運転手さんに聞くと、平日は4,5人、休日に20人程度を運ぶとのこと。伊勢崎駅北口と華蔵寺公園に二人ずつ待機して2台のベロタクシーを運行しています。補助電源も着いていますが、大人を乗せての運転、きっと疲れると思いきや、少しも疲れないとのこと。流石に若い! 途中、北部環状線を横断する時、信号待ちの車の助手席から、若い女性が携帯のカメラをしっかりとこちらに向けてカシャっと。いつも人を撮るばかりの丸男が照れる瞬間でした。 ● このベロタクシー、群馬DC期間中の9月30日(金)までの間、伊勢崎駅北口と華蔵寺公園間を運行しています。 ■期間:9月30日(金)までの水曜日〜日曜日(月・火は運休) ■時間:9:30〜15:00 ■定員:こどものみの場合=3人 こどもと大人の場合=各1人 大人のみの場合=2人 ※12歳以下の乗車には保護者の同行が必要です。 ■料金:東日本大震災の復興支援の義援金として100円以上 シニアカップルや若い二人の想い出に、あるいは孫と一緒の想い出に、または友達同士の想い出に・・・様々な想いを乗せて走るベロタクシー、あなたも是非体験してみませんか。 (2011/9/8 記) ・・・で、何で華蔵寺公園まで乗ったか・・・と言いますと、我が事務所、華蔵寺公園の南口から歩いて徒歩8分。1.5kmを12分で移動し、大いに助かりました。 |
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伊勢崎駅北口に待機するベロタクシー |
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赤石の鐘楼 |
伊勢崎駅北口に待機中のベロタクシー |
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ハンドル 自転車に比べて太くて小径の車輪 |
背中に描かれた観覧車 北口広場の花壇 |
華蔵寺公園ターミナル |
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華蔵寺公園に向かって 運行中のベロタクシー 横に並んだ2台 列を作った場合にはクジ引きです。 「どれどれ」と1本引いてみると 何と「大当たり〜!」 30本に1本の確率が大当たり。 これで私の全ての幸運を使い果たしてしまったような・・・。 |
華蔵寺公園に並んだ2台のベロタクシー 華蔵寺公園受付に集まった若いスタッフ3人。 ご苦労様です。運転、ありがとうございました。 |