Go!伊勢崎 間之山の薬師様 [ 神社仏閣一覧 ]  [ Home ]





更新日:2011/4/18 写真下の日付は撮影日
鎮座地:群馬県伊勢崎市波志江町(旧・三郷村字間之山(あいのやま))|地図拡大表示

間之山の薬師様

 粕川に架かる間之山(あいのやま)橋の西詰上流にある薬師様。地元では「やくしゃま」と呼び、昔から人々の信仰を集めています。住所は伊勢崎市波志江町一丁目、旧・佐波郡三郷村字間之山(あいのやま)です。薬師様のすぐ北側は旧・赤堀町五目牛です。
 ・・・実はこの場所、私こと管理人・丸男の地元です。当サイト開設以来、遠くの神社仏閣をたくさん紹介しておきながら、地元の祭り神さまの紹介が今頃になってしまいました。
 薬師様と言っても社殿や神楽殿、山門、社務所などがある立派な薬師神社とは異なり、小さな山(*1)の南斜面に小さな祠や香炉台などがあるだけの薬師様です。規模は小さいながらも多くの人の信仰を集めていて、特に毎月8日には多くの願掛けの参拝者が訪れるようです。
 薬師如来は医薬を司る仏で、地元の年寄りたちの話では、間之山薬師様には眼を患う人にご利益(りやく)があると聞きます。

 子供の頃の記憶では、毎年8月8日には地元を挙げて大きなお祭りを行い、間之山橋(当時は木橋で、現在の位置よりも西側(華蔵寺公園側)にあったように記憶しています)から薬師様まで、未舗装道路の脇に一定間隔に燈籠を立て、それが夜道を歩く参拝者の足元を明るく照らし、薬師様の境内や近くには露天商なども出ていました。
 ちょうどテレビが普及し始めた昭和の中頃で、夜の照明と言えば裸電球が部屋に一つと言った時代なので、昼間でも人通りが少ない桑畑に囲まれた薬師様付近が、真っ暗な夜に蝋燭の燈籠で導かれ、照らし出される光景は子供心に非常にファンタジックな光景でした。当時はこの8月8日の行事の事を「やくしゃま」と言うのかと思っていました。

 余談ですが、当時の「やくしゃま」脇の粕川の川岸は篠竹や雑木などのブッシュに覆われ、川にはコンクリート製の堰があり、堰止められた水が深い緑色をして見るからに怖そうな場所でしたが、子供たちだけで良く泳いだ場所でした。もちろん子供の背が立つ深さではなく、水門の隙間から流れ出る水の近くに足を近づけると、「ヒュ〜!」っと吸い込まれるようになり、必死に水門にしがみつきながらも、唇が紫色になるまで繰り返し遊んでいました。大人たちも「危ないから行くんじゃね〜ぞ」と言う割には心配して付いて来た事はなく、そんな野放図な良き時代でした。
(2011/4/17 記)

(*1)この小さな山は八日薬師古墳(三郷村第34号墳)で形状は円墳、直径36.4m、高さ4.8m、調査年は昭和58〜59年とのことです。

朱塗りの鳥居
扁額(へんがく)には
薬師如来とあります。
2010/12/26


香炉台
2010/12/26


サクラと薬師様(北西側から)
2011/4/9

サクラが咲き、華やかに彩られた薬師様。
サクラの木を数えてみると大小で5本あります。
2011/4/9



薬師様と粕川と赤城山(間之山橋から)
2010/12/26

既に葉桜になっていましたが、
遅咲きの枝が爽やかでした。
2011/4/17



お焚きあげ用の設備でしょうか。
2010/12/26


鳥居の手前に並ぶ石仏や庚申塚
2011/4/17


石仏と庚申塚
2011/4/17

御神体は双体道祖神です。
2011/4/17


御神体と祠
2011/4/17



ご神体と祠
2010/12/26



2010/12/26



昔は、ご神体の東脇に山の上に登る道がありましたが、今はブッシュで塞がれていました。2011/4/17

薬師如来のマントラ(*2)です。
おんころころ せんだり
まとうぎ そわか
(*2)真言(マントラ)とは、梵語(サンスクリット語)で唱えるお経のこと です。


鳥居と大きな木立と
2011/4/17


トイレ
2010/12/26





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