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雷電(らいでん)神社

( 鎮座地:群馬県伊勢崎市境伊与久3581)
雷電神社由緒社殿や境内伊与久の森雷電神社古墳寺社林調査・観察会サワラとヒノキムクロジ
更新日:2017/3/30 写真下の日付は撮影日
 雷電神社は境・伊与久沼公園から東へ700mほどの位置にあります。また700m北には十三宝塚遺跡があります。波志江の地から境へペダルを踏む時、時々立ち寄って休憩する神社です。神社はどこも多くの木々に囲まれていますが、雷電神社は一際緑が多く、遠目にもその存在が分かります。特に、社殿の北から西にかけては「伊与久の森修景美化地域」として群馬県が指定し、整備されています。
 社殿は周囲から一段高い位置に建っていて、前方後円墳である「雷電神社古墳」の説明によれば、社殿は古墳の上に建てられたようです。
 雷電神社では毎年1月25日にだるま市が、3月25日には春祭り(大植木市)が行われます。(2010/3/8 記)

雷電神社 由緒

 当社は順徳天皇の建保六年(1215)三月二十五日に、赤石城主(伊勢崎)三浦之介義澄が創建したと伝えられる。上野国神名帳に「従四位上高於神(たかおかみ)明神」と記されるのが当社である。後醍醐天皇の元弘三年(1333)三月、新田三衛門佐義貞が鎌倉追討の際に社殿を修理し、戦勝祈願祭を行った。正親町(おおぎまち)天皇の永禄三年(1560)には、赤石左衛門尉・同又次郎の領有となるや領土の安全を祈り、祭供料と神領を寄進した。明正(めいしょう)天皇の寛永十四年(1637)、伊勢崎城主河内守忠行は社殿を修覆し祭米を奉り、霊元(れいげん)天皇の延宝九年(1681)には酒井下野守忠寛が領主となるや社殿を修理した。また後桜町天皇の明和四年(1767)にいたり、酒井駿河守忠温が社殿を修覆して祈雨の祭典を行った。
 このように江戸時代にあっては領主酒井家の崇敬とくに篤く、累世修理や祭米・奉幣を得てきたが、明治維新後は郷土の鎮守神として氏子の尊崇するところとなり、明治四年には村社に列せられ、同四十年には境内諸末社を合祀して今日に至る。
主祭神 大雷命(おおいかづちのみこと)
配祀神 高於加美(たかおかみ)命 火産霊(ほむすび)命 罔象女(みずはのめ)命
健御名方(たけみなかた)命 大日(おおひるめ)?命 保食(うけもち)命
倉稲魂(うかのみたま)命 菅原道真命 誉田別(ほんだわけ)命 櫛御気野(くしみけぬ)命
最上神 大物主命 素盞鳴(すさのお)命 日本武(やまとたける)命

社殿や境内

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階段を上ると拝殿 2007/6/10

拝殿 2009/4/5

鳥居が並ぶ参道 2007/6/10


緑に囲まれた神社 2007/6/10

緑に囲まれた境内 2017/3/11


たくさんの鳥居が並ぶ参道 2017/3/11

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イチョウの落ち葉に覆われた境内 2009/12/12



本殿 2009/4/5

2007/6/10

拝殿の廊下に刻まれた彫刻 2009/4/5

神楽殿(拝殿へ上る階段の手前左)
2009/4/5

拝殿から振り返り境内を一望 2009/4/5


英霊殿 2009/4/5


社務所もこだわりの建築 2009/4/5


拝殿に施された彫刻 2009/4/5


伊与久の森

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「伊与久の森」拝殿に向かって右手(北側)の入り口 2017/3/11

南の通り沿いの開花直前のサクラ 2009/4/5

通り沿いの緑 2007/6/10

社殿の北から西にかけて
伊与久の森修景美化地域
2007/6/10

伊与久の森 2009/4/5

木々が茂「伊与久の森」。河津桜(右後方)が数本咲いています。 2017/3/11

「伊与久の森」で咲く河津桜 2017/3/11

「伊与久の森」拝殿脇の入口 2017/3/11




寺社林調査・観察会

掲載日:2017/3/30  ▲ページTopへ
  2017年3月11日(土)午前、ここ雷電神社において寺社林調査・観察会が開催されました。NPO法人伊勢崎佐波緑化協会(理事長 小杉啓司さん)主催です。協会で事前調査(調査日:2016/9/17)した神社境内や「伊与久の森」の樹木について、樹木医・田中洋助さんの説明を聞きながら、観察し学びました。
 雷電神社にはイチョウ、サワラ、ヒノキ、シラカシ、ケヤキ、ムクロジ、スギ、ヒマラヤスギ、アカマツ、モモジ、ソロ、アオギリ、スダジイなどがあります。特に「伊与久の森」内は樹木に覆われ、名前の通り森に入った気分にさせてくれます。河津桜3本が、大きなスギやサワラに囲まれて、太陽を求めるようにスラリと背丈を伸ばしていました。「いせさき市民のもり公園」の河津桜に比べると色が多少薄めだったのは、浴びる太陽光の量の差なのでしょう。本殿西側の大きな樹木は樹種を特定できず、他の季節の観察を要するなど、宿題も残りました。
 サワラとヒノキの区別方法、ムクロジにまつわる話、落雷やキノコの発生によって皮剥げや腐れが生じ、危険木化している樹木など、緑を楽しむ側面と管理的側面など、様々なことを学びました。(2017/3/30 記)

神社林調査・観察会の皆さん 2017/3/11

真っすぐに伸びるヒノキ

皮剥げが始まったスギ

イチョウ

皮剥げ、内部は空洞

真っすぐに伸びるスギ

皮剥げが始まったスギ

掲載日:2017/3/30 ▲ページTopへ

無患子(ムクロジ)

 拝殿の北側、「伊与久の森」入り口脇に大きなムクロジの木が立っていて、冬から春先にかけてたくさんの実を地面に落とします。ムクロジの実は食べることができ、実はそのまま羽根突きの玉数珠として使用され、皮は石鹸にもなるとのこと。ムクロジの漢字「無患子」には「子が患わ無い」という願いが込められ、羽子板は厄をはね返し、これらのことから縁起物として扱われていたようです。神社では護符として配っています。(2017/3/30 記)

実を残した無患子 2017/3/11

無患子(むくろじ) 左:果実(直径13mm)、中央と右:実を包んだ殻(長径:25mm、短径:20mm)

無患子の葉っぱは偶数羽状複葉
2017/3/11

神社で護符として配っている無患子

ヒノキとサワラ

掲載日:2017/3/30 ▲ページTopへ
 世の中には近くへ寄っても区別できないほど似た樹木がたくさんあります。ヒノキとサワラもその種類。でも、その識別法は容易で、葉っぱの裏の模様が、「Y」の字がヒノキ、「H」あるいは「X」がサワラとのことです。覚え方は「サワラないでH!」とのこと。何とも覚え易い。この差が明瞭に現れるようですが、今回、「X」にも「Y」にも見える葉っぱを見つけました。さて、どちらなんでしょう。(2017/3/30 記)

ヒノキ?さわら?どっち?
2017/3/11

裏返すとこんな感じ。「X」にも「Y」にも見えます。
サワラかヒノキかどちらでしょう? 2017/3/11

雷電神社古墳

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雷電神社古墳の案内 2007/6/10

H26(2014年)/3/15、内部清掃時の様子

雷電神社古墳の説明板 2007/6/10



本殿の南にある「おみこし古墳」の入口
覗いてみるとちょっと怖い。 2009/4/5



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