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更新日:2010/10/8
 飯土井沼は前橋市の東のはずれにあります。沼のすぐ東には「前橋城南工業団地」があります。少し南には上武道路が通っていますが道路側からは見えず、東側は大きな工業団地なので一般の通行者が気が付くと言う事は少ないようです。

 沼の東側のサクラ堤沿いは細長い「飯土井公園」になっていますが、周囲には工業団地の大きな工場があるだけなので、この場所を知っている人達だけの休憩所のような、隠れ家のような存在で、休日サイクリングでたまに訪れても人と会う事はほとんどありません。

 そんなひっそりとした場所に人知れず存在する飯土井沼ですが、春には東の堤沿いのサクラが見事な花を咲かせて、水面に映る姿も美しく、晴れ舞台を演じてくれます。
(2007/4/27 記)

画像下の日付は撮影日

【飯土井村の歴史】
■1889年(明治22年)4月1日
 町村制施行により、荒子村、ニ之宮村、今井村、富田村、荒口村、泉沢村、下大屋村、飯土井村、新井村、西大室村、東大室村が合併し南勢多郡荒砥村が成立。
■1896年(明治29年)4月1日
 南勢多郡と東群馬郡が統合し勢多郡となる。
■1957年(昭和32年) 2月20日
 荒砥村と木瀬村が合併し城南村を新設。
■10月10日
 城南村の一部(下長磯、小島田)が前橋市へ編入。
■1960年(昭和35年)4月1日
 城南村の一部(駒形、東駒形)が前橋市へ編入。
■1967年(昭和42年)5月1日
 城南村が前橋市へ編入

水面に映るサクラ
2007/4/1
桜の季節


2007/4/1


2007/4/1


サクラ堤は沼の東沿いに続いています
2007/4/1

サクラは老木で覆い被さるほどの大きさです
2007/4/1



2007/4/1
真冬・干潟

沼南から全貌
2007/1/3


南西から
2007/1/3


南西の隅の工事記念碑
2007/1/3


南東の隅の竣工記念碑
2007/1/3


干潟とサクラ堤
2007/1/3


2007/1/3


サクラ堤の冬の姿を飯土井公園から
2007/1/3


飯土井公園の入口と四阿(あずまや)
2007/1/3


飯土井沼と井出上明神

 安永四(一七七五)年の『飯土井村明細帳』に、現在の飯土井沼は「鳫堀 がんぼり溜ため井い横(東西)五三間(約九五・四m)、縦(南 北)一二〇間(二一六m)」と記されている。
 鳫堀溜井とは湧水を湧出させ灌漑用水を水田へ供給するための施設である。明治 八(一八七五)年通達で内務省地理局へ提出された資料には「溜 井東西六〇間(約一〇八m)、南北九五間(約一七一m)」と 記されている。ここに鳫堀という記述はなく溜井となっていることから、沼状の施設として機能していたと考えられるがその 時期は明らかではない。
 では鳫堀とはどのような施設であろうか。鳫(雁)は雁行がんこうというように列飛行する習性があるので、それに似たような形状の堀を掘削したものと考えられる。また、溜井は水田の灌漑のために掘られた井戸状の穴である。なお、溜 井は発掘調査により古代の水田遺構に伴い検出されている。
 東街道の南(現在の飯土井沼)に井(水)が湧き出すところがあり、そこは田の上(北)で井出上(いでがみ)と称した。 渾々(こんこん)と湧き出す湧水は田 を潤す、この現象は神なす業わざであると信じ、村人は井出上明神として崇あがめていたのである。 【内田憲治さん(荒砥史談会)】


城南公民館だより 平成22年6月15日号から抜粋




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