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新年のごあいさつ

2017/1/1(金)


 当「Go!伊勢崎」は、昨年10月に満10歳を迎え、大きな一区切りを越えました。11年目を迎え、過去10年間の様々な思いが過ります。

 市内各所のイベントでは多くの人と交流し、道路や商業施設、また鉄道高架化事業や駅周辺開発の建設現場では変わりゆく街の姿に関心を寄せ、旧赤堀町や旧東村の農業集落地では、曲がりくねった道を走りながら少年時代の探検隊気分に浸り、旧境町や旧伊勢崎市の既成市街地の路地裏では昭和のノスタルジアを感じ、野や川辺で咲く花たちに対しては顕微鏡的視線で足を止め、赤堀地区の里山や林、市内全域に残る遺跡や古墳では、誰とも会わない空間や時間を楽しみました。

 昨年3月には、伊勢崎市から「いせさき元気大賞」をいただき、身に余る光栄を感じ、同時に今後の活動のエネルギーもいただき、趣味に加えて責務ややりがいを感じています。
 また、昨年は丸一年間、「21世紀銘仙 〜いせさき併用絣を紡ぐプロジェクト〜」の記録を頼まれ、かつて伊勢崎市が日本に誇った伊勢崎銘仙・併用絣の制作工程に密着取材させていただき、貴重な体験ができました。併用絣の体験はいくつかの宿題も残していますが、次の”何か”につながるの大きさは、それをはるかに超えるものです。何かを企画して実行し、課題を克服して行く過程が、次の自信や夢につながることを実感した体験でした。

 「Go!伊勢崎」の取材の足は基本的にサイクリング。と言うより、趣味のサイクリングの延長で生まれたのが「Go!伊勢崎」。市内全域だけでは飽き足らず、みどり市や桐生市、太田市、深谷市、本庄市、前橋市や高崎市まで足を伸ばし、無目的にペダルを踏み続けるとき、心が自由に解放されていることを感じ、その思い出の深さは、春や秋の気候のいい季節よりも、真夏の炎天下や真冬の北風吹く日など、過酷な状況であればあるほど、また距離が遠ければ遠いほど深く、思い出すだけでも懐かしく、それがまた次回のサイクリングを誘います。


 11年目に入ってもこの基本姿勢は変わらず、取材の足として、また健康管理の手段としてサイクリング移動を基本として、市内のあちらこちらに出かけ、伊勢崎市に関する様々な情報発信に努めたいと思っています。
 鉄道高架化や駅周辺開発、東毛広域幹線道路や上武道路の4車線化、多田山産業団地や宮郷工業団地の造成工事など、公共事業のビッグプロジェクトが一段落し、過去10年ほどには建設工事の話題が占めないと予想していますが、代わりに何か新しい分野を見つけるなどして、サイトの充実を図りたいと思っています。皆さんのサイト閲覧や掲示板への記事投稿は、常にサイト運営の強力なエネルギ源です。今年も変わりませず、どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成29年元旦




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