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伊勢崎市波志江町一丁目のミニデイサービス

世界最古の頭脳ゲームマンカラで遊ぼう

掲載日:2015/4/22
 伊勢崎市波志江町一丁目区では、21日、波志江町鍛冶原(かじはら)公民館においてミニデイサービスを実施し、世界最古の頭脳ボードゲーム「マンカラを楽しみました。主催は地区の新旧の民生児童委員の皆さん(世話役代表 八野田滋子さん)。
 マンカラ講師は、地域の子供たちやお年寄りに対してゲームの普及に尽力している阿部行雄さん。
 この日の参加者は、地域のお年寄りと応援スタッフら総勢約40名。



 阿部さんからルール説明後、早速に6グループに分かれて実地練習。ゲーム盤は空き缶やベニヤ板等を利用した阿部さん手作りです。
 阿部さんに伺うと、マンカラのルールは世界に100余り存在するとのこと。この日のルールは「自分の陣地の石を早く空っぽにした方が勝ち」と言うルール。このルールは全国で”児童館ルール”として定着しているとのこと。

 全員が一通り練習を積んだところで、最後には各グループごとに代表者を選抜し、マンカラ大会。トーナメント戦です。優勝者には阿部さん手作りのゲーム盤がプレゼントされ、6人の代表者が参加者の熱い視線を浴びながら熱戦を繰り広げました。
 阿部さんがマンカラに出会ったのは9年前。伊勢崎市役所を退職後、境児童センター所長を務めていた頃です。その後、あずま地区「きく児童館」所長を経て、退職後には住民センターや高齢者施設、境産業祭やボランティアフェスティバル等で普及活動に努め、地元田中島町では月一回開催のミニデイサービスで活動しているとのこと。ゲームボードを自作し、児童や高齢者にマンカラゲームの普及活動に日々尽力する阿部さん、素晴らしい活動です。
 高齢化時代に突入し、認知症高齢者の増加が心配される昨今。今日参加された皆さんの様子を見ていると、そんな心配とは縁遠く、脳や指先を使うマンカラは正に最適のゲームのようです。残念だったのは、一般参加者の中に男性がたった一人だったこと。阿部さんに伺うと、その傾向は他の会場でも同じとのこと。人と触れ合い、脳と指先を使ってボケ防止にも効果的なこのような催し、男性も頑張れ!
 本日の世話役代表の八野田さんは民生児童委員17年目。民生児童委員の任務をこなしながら、「鍛冶原たのしみ会」も主宰し、ミニデイサービスなど、毎月一回程度の様々な地域活動を行っています。他の地域ボランティア団体との交流も深く、お互い共通の個人や団体の話題も出て、話が広がりました。まずは今年のオープンガーデン辺りから、次なる接点がありそうです。(2015/4/22 記)

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まずは6グループに分かれて実地練習












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6グループの代表によるトーナメント戦


世界最古の頭脳ゲーム・マンカラで遊ぼう 3分13秒

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お楽しみ・昼食タイム♪


本日のお弁当




 なんと、取材で訪れた私にもお弁当を用意していただき、遠慮なくいただきました。ごちそうさまでした。とても美味しかったです。

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阿部さん自作のゲームボード
 昼食後にはビンゴゲームが行われました。このビンゴゲーム、ゲーム開始前に参加者本人が用紙に漢字などを書き入れて準備する方法で、アイディアが加味されています。パソコンや携帯電話の普及で、改めて書くことが少なくなった漢字。読むことができても書くとなるとなかなか難しいもの。漢字練習や脳の活性化などにも役立ち、参加することで興味も深まる手作りビンゴゲームです。




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上毛新聞の阿部さん紹介記事


「児童マンカラ工房」阿部行雄さん
TEL 0270-24-8815

マンカラの説明(阿部さん作成)




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