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いせさき併用絣を紡ぐプロジェクト

緯糸のパサ返し

更新日:2016/9/20
■日時:2016年(平成28年)7月1日、ほか
■場所:いせさき明治館(群馬県伊勢崎市曲輪町)
■制作者:戸張佐智子さん・磯 淳子さん
■内容:緯糸の”パサ返し”
 伊勢崎銘仙・併用絣はデザインされた図柄を経糸(たていと)と緯糸(よこいと)それぞれ別個に捺染します。
 経糸は、捺染後、蒸熱経巻を経て箱に巻き取り、引き込み(綜絖通しと筬通し)を行います。経糸は縦方向に長くつながっていて、整経工程以降、常に箱に巻き取られて円筒状になっていますす。
 一方、緯糸捺染蒸熱も経糸同様に行われますが、糸は長手方向につながっておらず、緯板単位で区切られています。パサ返しはこの緯板に巻き取られた緯糸を巻き戻して”かせ”の状態にする作業のことです。今回、緯糸は4本を1本にまとめて緯板に巻いたので、4本の糸に分けながら巻き取ります。

 伊勢崎銘仙製造の繁忙期には、緯板を置く架台の段数は最大で4段だったとのこと。緯糸は新聞紙に巻かれていて、巻き取るときに回転によってパサパサと音を発することから、「パサ返し」と呼ばれるようになったとのことです。

 戸張さんも磯さんも半世紀以上昔に行った「パサ返し」ですが、作業は淀むことなく円滑に進み、時の隔たりを感じさせません。身体に染み付いた熟練の技でした。
取材・撮影・記録:上岡(Go!伊勢崎) 2016/9/20 記

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 今回、緯糸は4本を1本にまとめて緯板に巻いたので、4本の糸に分けながらパサ返しします。


「時報塔」と「ツツジ」のパサ返し作業を紹介(5分52秒) 2016/7/1

「時報塔」柄のパサ返し

「時報塔」柄のパサ返し

「時報塔」柄のパサ返し

「ツツジ」柄のパサ返し

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