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お富士山古墳

(群馬県伊勢崎市安堀町799。JR両毛線とお富士山跨線橋(伊勢崎市北部環状線)との交差部の北)
桜の季節春の温もり古墳について富士浅間神社と笑顔の狛犬由緒寺社林調査・観察会

桜の季節

更新日:2019/4/11
 群馬県伊勢崎市安堀町の「お富士山古墳」。
 古墳全体に桜が植えられ、春4月、明るく軽やかに咲きます。周囲を囲む水田は、この季節、二毛作の麦が緑色に染めます。
 2019年4月9日、強風が舞い、空は青く澄み渡り、麦畑の緑とソメイヨシノの桜色のコントラストは鮮やかで、前方後円墳の小山全体をフンワリと持ち上げるかのようでした。お富士山古墳の一年で一番の見せどころです。(2019/4/11 記)
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お富士山古墳・桜満開(2分17秒) 2019/4/9


桜に埋まるお富士山古墳。麦畑に囲まれてポッカリ浮かんだよう。2019/4/9


JR両毛線とお富士山古墳 2019/4/9


桜と麦畑と青空と 2019/4/9


麦畑の緑、ソメイヨシノの桜色、澄んだ青空。お富士山古墳の見せどころ。 2019/4/9

掲載日:2012/4/16 ▲ページTopへ
 土日と桜の満開が一致するのはなかなか難しいものです。2012年の伊勢崎市周辺の満開は週半ばの4月11日頃で、週末には、散り始めた桜が地面を覆い、枝には葉っぱが目立ち、満開のタイミングを逸しましたが、それでもまだまだ十分に華やかで軽やかな姿を見せてくれました。ここ「お富士山古墳」は、最初に紹介した2007年頃からずっと気にかけていながら、気が付くと毎年サクラの時期を過ぎていたので、今年は真っ先に訪れてみました。
 古墳を取り囲むように植えられた桜は古木と若木が混じり、古墳全体をフンワリと持ち上げるかのように明るく軽やかに咲き、いつもはちょっと暗い感じがする古墳が、この季節ばかりは華やいで見えます。
 4月15日には、古墳の周囲にいつにない数の車が駐車され、「お富士山古墳」の桜も随分と有名になったものだと勝手に想像していると、あにはからんや、訪れていた人に尋ねると、この日が春の祭りとのこと。後円墳の頂部にある神社拝殿に行ってみると、少なからぬ人たちが集まり、儀式を執り行っていました。桜風景を撮影するのに、いつにない車の光景はちょっと残念でしたが、お祭りとあっては仕方ありません。
 と言う事で、当サイト開設以来、5年目にして始めて紹介できた「お富士山古墳」の桜風景です。(2012/4/16 記)
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古墳の周囲を彩る桜(南側から)。周囲の水田の役割が大きい。
周囲に建物でも建ってしまうと、様相が変わってしまいます。 2012/4/15


前方墳の南西角にはJR両毛線が通っています。 2012/4/15

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ちょうど両毛線の電車が通過しました 2012/4/15


桜吹雪で埋められた神社境内 2012/4/15

後円墳南側を埋めるように咲く桜 2012/4/15

後円墳の東側 2012/4/15


南側の鳥居と階段を囲む桜 2012/4/15



東側斜面から桜越しに見る神社 2012/4/15

後円墳の北側斜面付近の桜はひっそりと咲いています 2012/4/15




春の温もり・お富士山古墳

掲載日:2012/2/10 ▲ページTopへ
 パソコンの画像フォルダを整理していたところ、お富士山古墳の写真が出て来ました。昨年(2011年)3月13日と27日に撮影したものです。両日共に爽やかな青空が広がった日で、いつものように陽気に誘われてブラブラとペダルを踏んでいたのでしょう。今考えるに、東日本大震災のすぐ後なので、ひょっとしたら福島原発の損壊で、大気中に放射能が舞っていたかも知れませんが、今さら心配しても後の祭り。
 ・・・なんて話が脱線しましたが、この2週間の間に古墳の北西側の同じ位置で撮った写真を見ると、2週目には田んぼのホトケノザが咲き始めていて、今思い出してもこの日の春の温もりが蘇えって来ます。お富士山古墳を最初に紹介した2007年の冬以来、古墳の南面に咲く桜風景も紹介しようと思いつつ5年が経過してしまい、「今年こそは」と、また不確実な誓いを新たにしたところです。
 昨年のこの日、古墳の全方部の頂部に河津桜の若木が何本か植えられているのに気付きました。まだ周囲から気が付いてもらえるほどの大きさではありませんでしたが、今年は少し大きくなっていることと思います。楽しみです。
 桜風景は後日の宿題と言う事で、まずは、このいかにものどかな古墳の風景をご覧ください。(2012/2/10 記)

←前方後円墳の後円墳 【北西側から】(連続写真を結合) 前方後円墳の前方墳(JR両毛線)→ 2011/3/13

お富士山古墳全景(西側から)。田んぼのホトケノザが咲き始めました。 2011/3/27


←前方後円墳の後円墳 【北西側から】(連続写真を結合) 前方後円墳の前方墳(JR両毛線)→
横スクロールバーを移動すると全体をご覧になれます。 2011/3/13


お富士山古墳について

(伊勢崎市指定史跡「お富士山古墳」)
掲載日:2007/2/16 ▲ページTopへ
  随分と前になりますが、伊勢崎市文化会館で「赤城南麓の古墳群」と言ったようなシンポジウムがありまして、考古学の研究者や大学の先生方が基調講演やパネルディスカッションをしたことがありました。
 その時に伊勢崎の「お富士山古墳」は「上植木廃寺」や「原之城遺跡」と並び、国内でも貴重な遺跡であることを聞きました。また、「お富士山古墳で発掘された長持形石棺に葬られた人間が誰であるかを研究することは、考古学者のロマンである」、とどなたかが語っていたのがとても印象的でした。石棺の規模から推測し、当時の大和政権との関連もあるようで、これもまた楽しい話です。
 この「お富士山古墳」は、JR両毛線と伊勢崎北部環状線の交点の北側にあります。全長125mの前方後円墳で、前方部の一部は鉄道敷になっていますが、まだ元の形を推測するには十分な形が残されています。
 貴重な長持形石棺はガラス張りの建物に収まっていますが、何と現地で見学することができます。春には円墳部の下部に植えられた桜がとてもきれいです。遠目には里山の風情もあり、ミニハイキングも楽しいと思います。(2007/2/16 記)

古墳の南側から。墳頂には神社があります。 2007/1/20

お富士山古墳の説明文 2007/1/20

右上の写真の拡大図 2007/1/20

前方部(南西から)。 一部がJR両毛線に。2007/1/20

北から 2007/1/20


南西から。桜の季節が楽しみです。 2007/1/20

途中の階段。右側に小さな祠。 2007/1/20

後円部墳頂から眺めた前方部。
訪問者の踏み跡ででくた自然の散策道。 2007/1/20

北西から 2007/1/20

L×B×H=285×121×115cm
長持形石棺。重さ約6.8トン 2007/1/20

長持形石棺の説明書 2007/1/20

掲載日:2012/2/10 ▲ページTopへ

古墳の前をJR両毛線が通過 2011/3/13

古墳の前(南西側)を通るJR両毛線 2011/3/13

お富士山古墳全景(西側から) 2011/3/13

古墳の上でほころぶ河津さくら 2011/3/13

すぐ西側の踏切は第四安堀踏切 2011/3/13

お富士山跨線橋とJR両毛線。後方にお富士山古墳。
2011/3/13

榛名山と富士山古墳(右後方)。手前の高架橋はお富士山跨線橋。左側はJR両毛線。 2011/3/27

→伊勢崎から見る榛名山


富士浅間神社と笑顔の狛犬

掲載日:2018/3/7 ▲ページTopへ

屋根瓦を葺き替え、壁を部分改修された拝殿 2018/2/25

拝殿に向かって左側の狛犬 2018/2/25

拝殿に向かって右側の狛犬 2018/2/25

笑顔の狛犬 2018/2/25

由緒

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【祭神】 主祭神 木花咲耶姫命(このはのさくやひめのみこと)
配祀神 櫛御気野命(くしみけぬのみこと) 事勝国勝長狭(ことかつくにかつながさ)命
倉稲魂(うかのみたま)命 大物主(おおものぬし)命 日本武尊(やまとたける)命
大山祇(おおやまつみ)命 誉田別(ほんだわけ)命 火産霊(ほむすび)命
菅原道真(すがわらみちざね)命 建御名方 (たけみなかた)命 大日孁(おおひるめ)命
【由緒】 当社の主祭神は木花咲耶姫命(このはのさくやひめのみこと)で、この祭神は、山神(大山祇命・おおやまつみのみこと)の娘神といわれ、木の花の栄えるように栄えゆく職能を有し、農耕五穀豊穣の神であり、また、天孫瓊々杵(ににぎの)命の妻となられ、安産の神としても知られている。<以下略>
【祭日】 4月15日(例大祭)
10月17日(秋季例祭)
境内敷地 1,219坪
※「伊勢崎佐波の神社誌」、群馬県神社庁伊勢崎佐波支部、平成2年発行を参照しました。


富士浅間神社、寺社林調査・観察会

掲載日:2018/3/7 ▲ページTopへ
 2018年2月25日(日)、伊勢崎市安堀町の富士浅間神社において、寺社林調査・観察会が開催されました。この日、午後1時からは赤堀今井町の今井神社で行われ(→記事はこちら)、こちらは午後3時からです。NPO法人伊勢崎佐波緑化協会の主催、講師は樹木医の田中洋助さんです。参加者は21名。富士浅間神社は「お富士山古墳」の後円墳の墳頂に鎮座しています。
 こちらも主催者側が事前に調査した樹木を中心に観察。最も多いのはソメイヨシノ、2番目がヒノキ、3番目がスギ、4番目がアカマツ、5番目にヤブツバキが続きます。樹種は今井神社ほど多くはありませんが、ソメイヨシノが多く、開花時期には古墳全体が桜色に染まり(→こちら)、山全体をフンワリと持ち上げているかのようです。
 アカマツやヒノキが多いのも特徴的で、ソメイヨシノの開花期間が僅かであることもあって、普段の風景は緑に覆われた山のようです。
 樹木調査とは関係ありませんが、参加者のどなたかが、大きな鳥の巣を見つけて、オオタカの巣ではないかと話題になりました。営巣した位置は10m以上の高さです。以前、伊勢崎市内の某公園にオオタカが営巣したことがあって(→記事はこちら)、大きさや営巣高さが確かにその巣に似ています。木の根元には鳥の糞らしきものが落ちていたので、営巣中かも知れません。オオタカが営巣する自然が残されていることは、非常に貴重なことです。オオタカだとしたら無事に営巣できるようにそっと見守りたいものです。
 主催者側の事前調査(調査日:2018/2/19)の樹木は下記の通りです。(2018/3/7 記)

大きな樹木

樹種 胸高周  樹高 本数 樹種 胸高周  樹高 本数
ソメイヨシノ 242cm 10m  1本 ヒノキ 152、146cm 16m、14m  各1本
モミ 130 14m  1本 アカマツ 285、223、222、
208、149
20m、14m、17m、
18m、15m 
各1本
スギ 150   1本  

ほかの樹木

樹種 本数 樹種 本数 樹種 本数 樹種 本数 樹種 本数
ソメイヨシノ 51 ヒノキ 43 スギ 15 ヤブツバキ 7 アカマツ 4
ツツジ 4 サクラ 4 クロマツ 2 シラカシ 2 ヒサカキ 2
ウメ 2 イロハモミジ 2 カキ 2

田中さんの全体説明を聞く参加者の皆さん 2018/2/25

田中さんの全体説明を聞く参加者の皆さん2018/2/25

境内前の長い階段 2018/2/25

大きな鳥の巣 2018/2/25

古墳斜面の松林 2018/2/25




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