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国指定史跡

七輿山(ななこしやま)古墳 桜★満開

(群馬県藤岡市上落合831-1、他)

掲載日:2016/4/11 画像下の日付は撮影日
 群馬県藤岡市上落合に所在する6世紀前半に築造されたとする前方後円墳・七輿山古墳(ななこしやまこふん)。6世紀代の古墳としては東日本最大級です。春4月、古墳全体がソメイヨシノで覆われます。
  巨大なクジラの背中か軍艦のような 前方後円墳・七輿山古墳。古墳は周囲の溝と共に今も残され、1,500年もの間、幾多の歴史を見続けています。
 それぞれの時代に、それぞれの想いを抱いて多くの人々が登ったであろう 16mの古墳の頂。権力者の力を示すために築造された墳墓。その巨大さゆえに古墳は変わらずにそこに存在し、まるで自然の山のように きっとこれからも数百年、数千年と存在し続けるのでしょう。
 高さ16mの七輿山古墳。 春4月2日、立体感と静けさとが格別な桜風景を見せてくれました。(2016/4/11 記)

七輿山古墳・桜★満開 2016/4/2(5分28秒)

七輿山古墳(後円墳を北側から) 2016/4/2


七輿山古墳(古墳北面。左:後円墳、右:前方墳) 2016/4/2


七輿山古墳(後円墳の頂上から前方墳方向) 2016/4/2


七輿山古墳(前方墳を南側から) 2016/4/2

国指定史跡・七輿山古墳(ななこしやまこふん)

※現地に立つ藤岡市教育委員会制作の案内板、その他を参照
 群馬県藤岡市上落合に所在する6世紀前半に築造されたとする前方後円墳。6世紀代の古墳としては東日本最大級です。利根川水系「鏑川」とその支流「鮎川」に形成された舌状の河岸段丘上に三段築成で築造。中提帯や外提帯と呼ばれる土手状の堤を境に内側と外側に二重の周溝が巡り、前方部の西側には三重目の溝も発見。

■規模:全長=145m、後円部直径=87m、前方部幅=106m前方部と後円部の高さは共に16m。
■出土品:出土遺物は円筒・朝顔型円筒・人物・馬・盾など。特に円筒埴輪は7条突帯のある直径50センチメートル、高さ1メートルを越す大型品。

七輿山古墳(Google地図)


七輿山古墳(Google航空写真)

国指定史跡・七輿山古墳(現地説明板) 2016/4/2



国指定史跡・七輿山古墳(現地説明板) 2016/4/2



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