皆さんはガーデニングや家庭菜園の土はどこに保管していますか?大きな納屋や物置がある農家などでは、保管場所に困ることは少ないと思いますが、我が家のような普通の個人住宅ではこれが結構困ります。オープンガーデンのお宅にお邪魔すると、皆さん上手にどこかに保管しているようで、目に入る範囲には見かけず、いつも感心しています。 我が家は、かれこれ数十年間、漬物用の大きなポリバケツの中に入れて、リビングルーム前のベランダ脇に保管しています。ところが、よく考えてみると、この場所は我が家の一等地。サン・マルコ広場かトラファルガー広場(2ヶ所とも行ったことはありませんが)、はたまた奥穂高山荘の石畳のテラスか我が家のベランダか?時には、来訪者とここでお喋りしたり珈琲を飲んだりして過ごし、マイオープンカフェです。その脇にバケツに入った土があっては、いかにも無粋。 ・・・と言うことで作ったのが今回の土置き場。庭のどこにでも置けるように屋根を付け、大きめの鉢も置けるよう2段にしました。 今回のDIYは、在庫の端材だけでは間に合わず、カインズで材料調達。 ■柱、梁・・・6本一束売りの角材(30×40×1800。6本で1,000円程度)・・・9本使用。 ■屋根下地材・・・合板(900×6×1800。1,000円程度)から板取。 ■壁材・・・6枚一束の杉の貫材(t=12mm、B=90、20、150。L=1800。900円程度)・・・12枚程度使用。 ■棚板・・・合板(900×12×1800。1,000円程度)から板取り。 ■屋根材・・・クラシック屋根。定尺モノ(950×3×1000。1400円程度)から板取り。・・・2枚使用。 ■屋根のスペーサ・・・一本200円程度を2本使用。 費用合計は、塗料やネジ釘、屋根釘などを除き、ざっと8,500円。これらを含めても9,000円程度でした。今回、洒落た感じを出すためにクラシック屋根材を使用しましたが、屋根下地材にトタン用塗料を使用したので、屋根材は省略可能。これを省けばざっと6,000円でした。今回も定尺材からカットし、端材が出たので、いつか別のDIYで活かしたいと思っています。 作業期間はCAD製図から材料調達・加工、組み立て、塗装まで18日。作業した日は5日。仕事の合間に作業したので、実質15時間程度でした。完成してみると、ベランダ脇がスッキリして、もっと早く作らなかったことを反省。空いたベランダ脇は、DIYで洒落た空間に仕上げようと、現在イメージを膨らませています。めでたし、めでたし。(2017/6/27 記) |
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完成した土置き場(斜め正面から) |
完成した土置き場(斜め背面から) |
土置き場・使用状況(正面から)。右隣の棚は今回のDIYではありません。 土と鉢置き場の図面 |
1.材料加工、組み立て |
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(1)加工した材料の一部 (3)側壁の骨組に側板取り付け (5)全体骨組に側板取り付け(途中) (7)全体骨組に側板取り付け(完了)(側面) (8)棚板。取り付けのために2枚に分離。 |
(2)側壁の骨組組み立て (4)全体組み立て (6)全体骨組に側板取り付け(完了)(背面) (9)棚板を取り付けて木工完了。棚板は取り外し可能。 |
2.塗装 |
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(10)塗装完了(斜め正面から) (12)屋根のスペーサー取り付け。接着剤で仮止め。 (14)屋根の取り付け完了(斜め背面から) |
(11)塗装完了(斜め背面から) (13)屋根釘で屋根の取り付け完了(斜め正面から) ※屋根材はカッターで切断可能。 (15)棚板も塗装完了 |
塗料塗装は防雨対策として、トタン屋根用を使用。壁の内側&外側、屋根下地、棚、柱、全てこの塗料で塗装。今回クラシック屋根材の色とこの塗料の色がほぼ同色でした。 |